2014年07月02日

「必ず仕上げる人間」をつくる

 ある生徒のお父さんから

「英語と数学しかしてないようだけど、

 それで大丈夫なのだろうか」という問い合わせが

ありました。

 お父さんの心配はもっともなことです。

 普通は・・・たしかに、受験科目は理科も社会もあるのに、

そんな偏った勉強でいいのだろうかという思いがあります。

 お父さんの心配のように、高校受験の場合は、

まったくそのとおりなのですが、大学受験の場合は

やや趣が違います。

 大学や学部によって大きく傾斜配点がありますので、

すべての科目を標準的に、同じ重さで勉強する必要は

ありません。

 そうなんです。それはそれで、わかってはいるのですが・・・

でも、やっぱりあまりに偏った勉強でいいのだろうか

という疑念が残ります。

 普通の人はこういった気持ちに逆らえないのです。

「わかっているけどやめられない。」高校受験までの

勉強…つまり、すべての科目を同じ重さで勉強することを

続けてしまう生徒が何と多いことか。


 しかし今、大切なことは、ひとつの科目を仕上げる

ということなのです。

 もし、その人が1科目を完全に仕上げることできれば、

必ず、すべての科目を仕上げることができるのです。

ひとつができればすべてができるのです。

 反対に1科目出来ない人は、いつまでたっても、
すべての科目を仕上げられないのです。
 そんな人は、ある教科をやっていて、苦しくなると
やめてしまい、他の科目をやろうとします。しかし、
その移った新しい科目にも、苦しいところがあり、
そこに来ると、その科目を打っちゃっておいて、
また他に移ろうとするのです。そして、何をやっても
中途半端で、いつまでたっても仕上げるということが
ないのです。

 こんな人は、一生、この繰返しで、

何事も出来上がったということがありません。

そんな人にあなたはなりたいですか?


私たちは・・・浪人の間に、いや、

高校3年生の1年間でもいいのですが、

「何かを仕上げることの出来る人間」になってほしい

と思っています。

 もし、この一年であなたが、何かを最後まで

仕上げることのできる人間
に変わるとするならば、

あなたの一生で、この時間ほど大切な時間は

なかったのではありませんか。


 そうなんです。だからこの一年でやらなければ

ならないことは、「必ず仕上げる人間」

あなたの中につくってください。

 だから、社会や、理科よりも先に、

ほんとうに仕上げることの出来る人間をつくるほうが

先なのです。

「必ず仕上げる人間」をつくる


















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