2017年12月10日

思いがけないプレゼント

 先日、海外から思いがけないクリスマスプレゼント

が着きました。

 当方としては全く心当たりがありませんから、

一体誰だろうとしばらく開けずに添付のカードを

眺めていました。

 差出人はショーンとあります。

 ショーンといえば、思い当る人が二人います。

 一人はオーストラリアの人ですし、もう一人は

オランダ人のショーンです。

 どうもオランダ人の方ではないかと思ったのですが、

それにしてもあまりに突然のプレゼントですから、

その心当たりがありません。

 しかも送られてきたものは、日本語の本なのです。

 外国人が送って来るにしては少し変だな―

―という思いです。

 どうして日本語の本を手に入れたのだろうという

気持もしていました。

 だからますます訳が分からなという思いだったの

です。

 宛先は間違いなく「リトルアメリカ」とありますし、

住所も間違っていません。

 とにかく開いてみると「サピエンス全史」著者は

イスラエル人のユヴァル・ノア・ハラリとあります。

 今まで聞いたこともない本ですが、帯封には

ビジネス書大賞受賞、500万部突破と大きく

書かれています。

 そして、2,3日してから、長文の手紙が届き

ました。


 やはりオランダ人のショーンでした。

 ショーンは一年半ほど前に大分大学に来ていた

オランダからの留学生でした。

 その当時21歳だったかと思いますが、とても

背が高く知的で、彼の年齢にしては大人の話の

出来る若者でした。
思いがけないプレゼント

 随分長い間ご無沙汰しましたがという内容で

始まり、彼の近況が事細かに書かれていました。

 彼は、今大学を卒業して、どのような方向に

進めばいいのか考えているようです。

 こちらにいる頃から、映画作りに興味を持って

いると話していましたが・・・実際に同好の士と

ロマンチックコメディを制作してそれなりに成功

したそうです。

 そしてこのままこの道に進めばいいのかと、

若者らしい進路のことなど思案しているという

ようなことが書かれていました。

 また、彼は最近日本の本も読み始めていて、

遠藤周作の「沈黙」、川端康成の「雪国」など

今の日本人でもなかなか読まないものに興味を

持って読んでいるとのこと、日本人の私たちとしては

うれしいことです。

思いがけないプレゼント
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