2014年04月06日 08:12
もっとも効果の上がる勉強とは、
好きな科目を勉強するということです。
イヤでたまらない科目を勉強するより、
好きな科目を、楽しく勉強したほうが
ずっと効果が上がります。
いくら学校の課題でも、好きでなければ、
真剣にはできません。
強制的に課題を出して、これをやってきなさい
といっても、本人にその気持ちがなければ、
たとえ課題をこなしたとしても…
それが本当に実力として、身につくということは
決してないのです。
以前、あるお年寄りの女性の言った言葉が、
私にはすごく印象的でした。
その女性は、ある教科の先生が好きになり、
その先生にほめられたいばかりに必死に勉強した
というのです。
そのとき学んだことは、今でもよくおぼえている
というのです。
このような勉強がもっとも効果の上がる勉強方法だ
と思います。
勉強がもっとも楽しく思えるときは…
勉強したことが、すぐに試験に出題され、
設問がよく理解できて、成績が上がり、
そのことでほめてもらえるといったときです。
また、成績が上がれば、さらに勉強したくなり、
もっと成績を上げたいと思うようになり、
このようなことが相乗的に作用して、
成績は一気に上がり始めます。
とすれば、先生の役割は…
生徒に勉強の楽しみ与えるということになります。
いい先生とは、生徒にやる気を起こさせることが
できる人です。
その根本は、その教科を好きにさせる
ということです。
好きになるために先生がやらなければならないことは、
決して、課題を強制することではない気がします。
むしろ、好きな勉強をさせて、その成績を上げてやり、
少なくともその教科は、かなりの成績にする
ということではありませんか。
もし、その科目の成績が上がり、勉強そのものに
興味を持てるようになったら、そのときこそ、
他の科目に勉強の方向を移してやることでは
ありませんか。
人間が何かに成功する場合、
「ひとつずつ仕上げる」ということが大切なのです。
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