中学生の皆さん、テストで満点、学年1番、を目指すのは無駄です ―先取りのすすめ―

リトルアメリカ

2014年05月09日 06:07

 中学生の能力は相当に高く、その気になれば、

高校生とまったく変わらない能力を示します。

 もし、その子が大きなはっきりした目標を持っているなら、

成績はどこまでも上がります。

 中学生だから、この程度でいいだろうという考えは、

今すぐ捨ててしまってください。


 しかし、これには、その生徒がその気にならなくては

難しいのです。

 多くの中学生に高校のことも全部やりましょうといっても、

ほとんどの生徒がそこまでやりたくないという気持ちを、

はじめは持っています。

 もし、その子が本気になれば、必ずできるのに・・・


 普通の生徒は今の学校での成績がすごくよければ、

それ以上のことは望まない、いや、少しは望むが、

もし、かなりの苦痛がともなうなら、そこまでしなくても

いいのだという気持ちがあります。

 たとえば、高校受験でも、高校に合格すれば

それでいいと思っていて、高校のハイレベルな内容を

少しやってみて、できないとき、今の学年では一番だから、

これでいいのだといって自分を慰めるのです。

 また、今、一番だからこれをキープしたいという気持ちが

強すぎて、そのことばかりにこだわり、

すでに95点取れているのに、さらに満点にしようとして、

中学の課程ばかりを何度も追及して、勉強の幅を

広げようとしない
人が多いのです。


 しかし、これはあまりいい方法とはいえません。

 中学の課程を出ないようにして、

その範囲内のことばかりをして、そのことに満点を

追求するより、高校の課程に踏み込んで、

高校の分野の知識を増やす
ほうが、

長い目で見たとき、結果的に成績はずっと伸びるのです。


 実は私もそうでした。 中学生の時、既に90点台は

あるのに、さらに点を上げ満点にするために、何度も

何度も、同じ範囲をおぼえなおした経験があります。

 しかし、今、考えるとこのような勉強は無駄だった

というのがわかってきました。

 そのとき、そんな勉強より、高校にまで範囲を広げて

勉強していれば、高校になって落ちこぼれなかった

のに・・・という後悔ばかりさせられます。

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