賞金のゆくえは ―「あげは」がほんとうにがんばっている―
先日の授業で、テストをやりました。結果は、
みんなの予想どうり、一番勉強している“だんだん”だ
ということになって、賞金を“だんだん”に渡そうとした
その瞬間、急に雰囲気が変なのです。
すると・・・あげはが、さも遠慮深そうな小声で
「私、00点なんですけど」と言うのです。
「えっつ・・・」 みんな一瞬にして、驚きの目を、
あげはに向けました。
なんと、あげはの方が点がいいのです。
賞金は、“だんだん”の手をかすめて、
あげはに行ってしまいました。
「すごい、あげは」という声と同時に、
「残念、“だんだん”」と言う声がひとしきり・・・
ところが、“だんだん”が
「この程度の点で賞金などもらえないよ。
次はみんなをうーんとうならせる点で
一番取って見せるから」というのです。
この言葉に、またみんな感嘆でした。
あげは、“だんだん”、一緒にがんばれ!
リトルアメリカ教育センター
中津校地図はこちら
大分校地図はこちら
関連記事