こんな先進的な家庭が実際にある! ―家庭における男女の役割が均等化しつつある?―
この前の東大京大一橋の長文のクラスの授業で・・・、
の続きです。
また、その論文では、専業主婦は1週間に
60時間程度、家事に時間を費やし・・・これは、
賃金労働に匹敵するほどの労働時間だというのです。
すると、おもしろいことに、生徒の一人が
「うちのお母さんは、一週間に、4,5時間しか
家事をしてないよ」と言い出したのです。
誰もが、「そんなはずはないよ。だって、洗濯だけでも、
1日に1時間くらいかかるじゃないか」と言うと、彼は
「うちは洗濯機の横に、かごが置いてあり、家族全員が、
洗濯物をそのかごに入れることにしているんよ。
だからお母さんはただ、洗剤を入れて、スイッチを押すだけ。
2,3分かなー」と言うのです。
「でも、洗濯は干すのに30分以上かかるじゃん」と
他の人が質問すると、彼は平然とした顔で、
「干すのは、お父さんの仕事」と言ったのだー
「でも、でも、掃除でも、1時間くらいかかるよ」と言うと、彼はまた
「掃除はみんなの分担があって、みんながいっせいに
その分担を掃除するようになっているもん」
この解答には、全員が唖然とし、また驚嘆の声を上げたのです。
しかし、もし、このようなことが実施できれば、
主婦の負担はものすごく軽くなります。
おそらく、今後の家庭の模範ともなります。
こんな先進的な家庭が実際にあるのだと、驚かされました。
現在の日本は、老齢化が進み、
労働人口が加速的に減少しています。
『生産労働人口が半減しても経済が縮小しないための戦略を、今我々ひとりひとりが考えなければならない・・・。』・・・FaceBookコメント2014/04/17
そんな中で、このような家庭が、
増えていくことが望ましいのです。
そして、多くの人が忘れていることは・・・
育児にかかる時期を除いたとしても、
それ以外の時期には、外に出て働きたい
と思っている女性が増えているということ
なのではないでしょうか。
家庭の中に埋もれてしまっている大きな労働力があるのです。
外国人労働者を当てにするよりも前に、もっとやることが
あるのではないでしょうか。
ただ家庭にいるだけではつまらないと感じている女性が
増えていくことはいいことですね。
リトルアメリカ教育センター
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