こんな先進的な家庭が実際にある! ―家庭における男女の役割が均等化しつつある?―

リトルアメリカ

2014年06月15日 07:18

 この前の東大京大一橋の長文のクラスの授業で・・・、

の続きです。
 
 また、その論文では、専業主婦は1週間に

60時間程度、家事に時間を費やし・・・これは、

賃金労働に匹敵するほどの労働時間だというのです。


 すると、おもしろいことに、生徒の一人が

「うちのお母さんは、一週間に、4,5時間しか

家事をしてない
よ」と言い出したのです。

 誰もが、「そんなはずはないよ。だって、洗濯だけでも、

1日に1時間くらいかかるじゃないか」と言うと、彼は

「うちは洗濯機の横に、かごが置いてあり、家族全員が、

 洗濯物をそのかごに入れることにしているんよ。

 だからお母さんはただ、洗剤を入れて、スイッチを押すだけ。

 2,3分かなー」と言うのです。

「でも、洗濯は干すのに30分以上かかるじゃん」と

他の人が質問すると、彼は平然とした顔で、

「干すのは、お父さんの仕事」と言ったのだー

「でも、でも、掃除でも、1時間くらいかかるよ」と言うと、彼はまた

「掃除はみんなの分担があって、みんながいっせいに

その分担を掃除するようになっているもん」

 この解答には、全員が唖然とし、また驚嘆の声を上げたのです。


 しかし、もし、このようなことが実施できれば、

主婦の負担はものすごく軽くなります。

 おそらく、今後の家庭の模範ともなります。

 こんな先進的な家庭が実際にあるのだと、驚かされました。


 現在の日本は、老齢化が進み、

労働人口が加速的に減少しています。
『生産労働人口が半減しても経済が縮小しないための戦略を、今我々ひとりひとりが考えなければならない・・・。』・・・FaceBookコメント2014/04/17

そんな中で、このような家庭が、

増えていくことが望ましいのです。


 そして、多くの人が忘れていることは・・・

育児にかかる時期を除いたとしても、

それ以外の時期には、外に出て働きたい

と思っている女性が増えているということ

なのではないでしょうか。

 家庭の中に埋もれてしまっている大きな労働力があるのです。

 外国人労働者を当てにするよりも前に、もっとやることが

あるのではないでしょうか。


 ただ家庭にいるだけではつまらないと感じている女性が

増えていくことはいいことですね。









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