あることで一流の領域に達すると…

リトルアメリカ

2017年11月21日 14:18

 人間が学ぶ場合、それがたとえ何であれ、

剣道であれ、スイミングであれ、深まって行くに

つれて、乗り越えなくてはならない関所があり

ます。

 それを乗り越えるときに、血のにじむような

練習をしなくてはならないという場合があるの

です。

 そしてその大きな障害を乗り越えてこそ、

人より優れた地位を得ることが出来るのです。

 この関を乗り越えなければ、決して一流

の領域には達することはありません。

 だから、何事にも一流のなった人の言葉には

共通の境地があるのです。

 フィギュアスケートの羽生選手や体操の内村

選手、野球のイチロー選手、またノーベル賞の

数々のスピーチなど、心に残る言葉を残してい

ますね。

 そしてそのことを表す言葉そのものは人によって

違うとしても、その言葉が意図することはほとんど

同じ境地なのです。

 だから乗り越えた人なら誰でも理解できる言葉を

発することが出来るのです。

 そしてまたそんな言葉が言われたときも、理解

できるのです。


 あるとき小さいときからずっと剣道をやって来た

という生徒が来たことがありました。

 初めてリトルに来た日に、彼は私の話をひとしきり

聞くと、「ではお願いします」と言って、即座に塾に入る

ことを決めたのです。

 私としては、如何にも簡単に決心したように感じた

ので、「どうしてそんなに私の話が理解できたの?」と

聞きました。

 すると彼は「小さい時から、剣道してきたけど、その

剣道の先生の言う話と、ここで聞いたことが、まったく

同じだから、直ぐに真実だと分かった」と答えたのです。

 彼の心の中には、小さい時から、「物事を仕上げるには

どうすればよいか」というしっかりとした信念が育っていた

のだと思います。

 彼はその後勉強して、東大に合格していきました。


 リトルアメリカ教育センター 中津校地図はこちら 
 https://twitter.com/LittleAmericaON       大分校地図はこちら  

2017/11/19

2017/11/18

2017/11/17




にほんブログ村

関連記事