手を銃撃で失ったという子のこと
先日テレビで、手を銃撃で失った
という子のことが放送されていました。
その子は一家で避難しようとしていたの
です。父親が車の運転をしていたのですが、
そこをロシア軍が襲ってきたというのです。
まず運転していた父親が打たれ、その子は
車を降りて、走って逃げようとしたら、手を
銃撃されたのです。彼女が後ろを振り向く
と、母親も倒れているのです。それを見て
彼女は失神してしまったそうです。
その後、彼女は救出され、地下壕に担ぎ
込まれたのですが、周囲をロシア軍が包囲
しているため、2日間そのままにされてい
ました。おそらく出血も激しかったでしょうし、
痛みはとても言語に尽くせないほどだったに
違いありません。
ようやく病院に収容されたのですが、
医師は手を切断せざるをえないと判断しま
した。手術のあと、看護婦さんが彼女の手に
包帯を巻いていると、彼女が
「私の手はなくなったの?」
と聞くのです。看護婦さんはあどけない顔に
返事もできずに、“うっと”黙ったままです。
すると彼女はそれを察知して、
「いいの、私は元気だから。
心配しなくてもいいのよ」
と言ってほほ笑んだのです。
そしてさらに、
「命を助けてくれて、ありがとう」
といったのです。
これを見て私は思わず、涙せずには
おれませんでした。
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