『そのままで意味をつかむ』―現在の英語長文のやり方―

リトルアメリカ

2014年10月12日 06:03

 これまでは、英文をノートに書き写し、その下に

日本語の訳を書きなさいという方法が、

英語の勉強として行われてきましたが、私たちは

この方法を勧めません。


 英語はできるだけ、日本語に訳さないで、意味がわかる

ほうが望ましいのです。

 そして何度も同じ英文を繰り返し読むことによって、

英文を見た瞬間に、英語全体の構造がわかり、

わざわざ日本語に訳さなくても意味が理解できるようになります。

 いちばん良くないのは日本語にして初めて意味がわかる

という状態です。


 初めて、リトルアメリカに来た生徒の中に、英語を

日本語に訳して、それから 「ああ、こういう意味だったのか」

とわかる生徒が意外に沢山います。

 こういう生徒は英語で考えるのではなくて、いつも日本語で

考えているのです。

 何十年か前の入試ならそれでも良かったかもしれません。


 しかし最近の大学入試や、トーイックのテストなどでは、

短い時間で、すごく長い大量の文章を読む能力が要求されます。

 精読というよりは、早く大意をつかむという能力が要求されるのです。

 この傾向は高校入試の英語でも、ここ数年間で強まっています。


 こんな場合明らかなことは、『英文をそのままで意味をつかむ』

という作業が必要であり、日本語に訳すことではありません。

 英語の授業といえば、訳すことだと思っているとしたら、現在では、

これは大変な間違いです。























 リトルアメリカ教育センター

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