今、出来るか出来ないかに関係なく……脱「わからん」のために

リトルアメリカ

2014年11月14日 15:17

 リトルアメリカに初めて来た生徒に、

「どこの大学に行きたいの」と聞いても、

返事が帰ってくることはほとんどありません。

 たいがいは「うーん、まだ決まっていない」という返事です。

 そんな時には、さらにたたみかけて、「途中で変わってもいいから、

 今、この時点で、どこの大学に行きたいの?」と聞くことに

しています。

 でも、そう言っても、返事はやはり「わからん」と来ます。

 こんな返事をきくと、「何のためこの塾に来たんだ。

 ○○大学に行きたいから来たのではないんか」と思ってしまいます。

 自分の人生に明確な目標を持たなくて、何が成功なのか

わからないではありませんか!!


 しかし、実際は――そんな生徒たちは――、自分の成績と

行きたい大学との間に、とほうもない差があるために、本当の気持ちや、

夢を語れずにいるのです。

 以前、ある生徒が、「もし、自分の行きたい大学を学校でみんなに言ったら、

必ず馬鹿にされるし、おそらく先生にも、『もっと地についた目標を掲げるのが

本当じゃないか』といわれるに決まっているから言えないんです。」と

言っていました。
 
 たしかにこのような傾向はあります。

 ある生徒が今の成績ではとても合格しそうでない大学を言ったら、

同級生からも「何を言ってるのやら」と相手にされませんし、また、学校の

先生からも『もっと現実的な考えはできないのか』と言われる傾向が確かに

あります。


 しかし、夢などというものは、えてしてそんなものです。

 もし、近日中にすごく実現の可能性があるものなら、それは夢とか、目標では

ありません。

 ここでいう夢とか、目標とは本気で努力して何年かかけて、ようやく到達できる

ことという意味です。

 
 だから、生徒たちには、

「今の成績など関係なく、本当に自分の行きたい大学を言ってみよう!」

「もし、言ってみて、みんなが笑ったら、俺が行ってたたいてやるから、
 言ったらいいんだ!」

と元気づけることにしています。

 今、出来るか出来ないかに関係なく、自分のやりたいことを自分に明確に示すこと

大切ではありませんか。








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