今、出来るか出来ないかに関係なく……脱「わからん」のために
リトルアメリカに初めて来た生徒に、
「どこの大学に行きたいの」と聞いても、
返事が帰ってくることはほとんどありません。
たいがいは「うーん、まだ決まっていない」という返事です。
そんな時には、さらにたたみかけて、「途中で変わってもいいから、
今、この時点で、どこの大学に行きたいの?」と聞くことに
しています。
でも、そう言っても、返事はやはり「わからん」と来ます。
こんな返事をきくと、「何のためこの塾に来たんだ。
○○大学に行きたいから来たのではないんか」と思ってしまいます。
自分の人生に明確な目標を持たなくて、何が成功なのか
わからないではありませんか!!
しかし、実際は――そんな生徒たちは――、自分の成績と
行きたい大学との間に、とほうもない差があるために、本当の気持ちや、
夢を語れずにいるのです。
以前、ある生徒が、「もし、自分の行きたい大学を学校でみんなに言ったら、
必ず馬鹿にされるし、おそらく先生にも、『もっと地についた目標を掲げるのが
本当じゃないか』といわれるに決まっているから言えないんです。」と
言っていました。
たしかにこのような傾向はあります。
ある生徒が今の成績ではとても合格しそうでない大学を言ったら、
同級生からも「何を言ってるのやら」と相手にされませんし、また、学校の
先生からも『もっと現実的な考えはできないのか』と言われる傾向が確かに
あります。
しかし、夢などというものは、えてしてそんなものです。
もし、近日中にすごく実現の可能性があるものなら、それは夢とか、目標では
ありません。
ここでいう夢とか、目標とは本気で努力して何年かかけて、ようやく到達できる
ことという意味です。
だから、生徒たちには、
「今の成績など関係なく、本当に自分の行きたい大学を言ってみよう!」
「もし、言ってみて、みんなが笑ったら、俺が行ってたたいてやるから、
言ったらいいんだ!」
と元気づけることにしています。
今、出来るか出来ないかに関係なく、自分のやりたいことを自分に明確に示すことが
大切ではありませんか。
リトルアメリカ教育センター
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