初めてのテレビ出演!? の続き

リトルアメリカ

2014年11月19日 06:52

昨日の続きです。

 さて、その撮影は、東京で一人暮らしを始めてほんの2、3日目の

4月のしょっぱなでした。

 桂菊丸さんというレポーター?が来て、スーパーで材料を買うところから、

しっちゃかめっちゃかの料理、さらに、引っ越したばかりで何もない部屋で、

ダンボールをテーブルにし、自分達が作った料理を食べるところまで

一日かけて撮影しました。


 さめちゃんと私は、どちらかといえばノリがよく、いざという時に

恥ずかしがってモジモジするような タイプではなかったし、

同じアパートのお隣さん同士だったので、テレビ撮影しやす

かっただろうと思います。


 何でも自分の好きなものを作っていいという話だったので、

さめちゃんはミートスパゲティ、私はハンバーグをつくることに

決めました。


 得意料理で勝負!のはずだったのに、、リト浪の間中、

勉強にあけくれた私達が、ちゃんと包丁を握るなんて、

うーん、おそらく、調理実習ぶり?!でした。

 今でこそ、私はQ食を作ったりしていくらか料理をしますが、

あの番組では本当にひどかったんです。


 思い出すのも恥ずかしいんですが、まず、世にも珍しいやり方で

お米を研いでしまいました。

 すました顔で、手を洗うみたいに両手を擦りあわせて、

お米を研いでいると、すかさずレポーターから

「あっ!それはお母さんに教わったの?面白いねえ」

なんてつっこまれ、テレビ画面の下の方には、「必殺!拝みとぎ?!」

みたいなテロップが流され・・・(T T)


 後で母から電話がかかってきて

「何よ~、私はあんなこと教えてないからね!
恥ずかしいったらありゃしない、もう(- - メ)」

ってしっかり怒られました。

 ごめんなさい、オカアサン。でも、あなたの娘です。。。


 さめちゃんはさめちゃんで、スパゲティをゆでるとき、

なぜかお湯がわかしてある鍋の中に入れるはずの麺が、

鍋の下に入ってしまい、麺に火がついて燃え始めました。


 やばいと思った彼女はそれをパッとつかみ、

カメラの前で冷静に「フッッ」と一吹きでその火を吹き消し、

何事もなかったかのようにポイッと三角コーナーに

投げ入れたのです。


 ああ、私たち二人ってなんてテレビ向きだったんでしょうか・・・


 さらに浪人中に10キロ近く太っていた私は、

ババーンとテレビの枠からはみ出しそうな顔を緊張で引きつらせ、

笑顔をつくっていました。 恥ずかしすぎる・・・


慶應義塾大学一年  浅田 久実さん(大分県出身)

ってしっかり名前も全国放送。


 でも、まあ、入学式が終わったばかりだから、

まだ大学にそんなに友達はいないし、だれも見ていないわ、

大丈夫大丈夫、と自分をなぐさめました。

…でも、甘かったのです、私は。


 一年後、大学二年の春です。ある朝、友達に

「ねえ、昨日、テレビに出てなかった?見たよ(^▽^)」

と言われ、何のことかまったくわからずにいると、


「料理してたよね♪」 と言われ、ガガガーーーーン(@□@;)

何人も見たという人がいて、

 そんな!再放送なんて聞いてないよ!という気持ちでした。

封印したつもりだったのに(-_-)


 さらに、一年後。そんなこともすっかり忘れていた

…大学三年の春。

 京都の大学に行った、高校時代の友達から珍しく電話が

かかってきました。

「久実、昨日、テレビ出てたよねえ、びっくりしたわ」

今度は関西で再放送だったのです。ひえーーー。

こっちがびっくりするわよ・・・


 女の子は、人生何があるかわからないので、

料理くらいはできるようになったほうがいいかも

しれませんね(^^;)


 Qのテレビの思い出でした。






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