何か始めてみること

リトルアメリカ

2015年01月07日 06:42

 福翁自伝で、私が一番好きなところは…、

それは、鎖国を続けてきた日本が開国したばかりのころ、
福沢諭吉が、何年もかかって、やっと身につけたオランダ語を
実際に使ってみようと横浜にでかけた場面です。

外人がひらいている店の看板も読めなければ、
店に置いてある商品の、ビンのラベルすら読めないのです。

 さらに、外人のだれに話しかけても、自分のオランダ語が
通じないのです。

 その時の、福沢諭吉のショックは、ものすごかったと思います。

 今なら、外国語を学ぶのに、いい教材もいっぱいありますし、
CDだって、習おうと思えば、ネイティブの先生でも
いっぱいいるはずです。

 しかし、そんなものがそろっていないそのころ、
オランダ語を学ぶというのは、大変だっただろうと思います。

 それなのに、実際、横浜で使われていた言葉は、英語だった
のです。

私だったら、何年もがんばってきたのに、もう嫌だ!!
とやけになっていたと思います。


 それを福沢諭吉は…、 落ち込んでいても仕方がない、
これからの時代は英語だ。

 それなら、すぐ英語を学ぼう!

とすぐ気分を「ぱっ」と切り替えるのです。

 そして、どうやったら英語を学べるかを考え、すぐ行動する。

 この前向きさを、私はすごいなあ、さすがだなあ、といつも
尊敬します。
 いいなあ、自分もこうありたいなぁ、と思います。

普通の人は、なかなか気分を変えられなかったり、

“そうするほうがいいのはわかってるんだけど、でも・・・
と、すぐに行動できなかったりしますよね。

私もそうです、みなさんも心当たりがあるでしょう?

でも、そういうとき、「えいっ!」と思い切って気分を
無理やりにでも変えて、一歩踏み出してみると、意外に
うまくいったりして…。

 私は、自分がグズグズだめ子になりそうな時、この話を
思い出します。

 なんとなく、始められない。
 なんとなく、何もしない。
で、なんとなく、気分はよくない。

そんな人も、何か始めてみることをお勧めします。

一緒にがんばりましょ♪


Qでした。

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