じっと見守る余裕―何度でも挑戦する気持ちを育てるには―

リトルアメリカ

2015年02月02日 06:40

 受験生たちは、受験勉強の中で何度も

挫折を繰り返します。

 私たちは、一般的には5回は挫折するものだと

覚悟しています。

 だから、また駄目だったかとは思っても

気長に付き合っていけば、生徒は必ず変化

していくのです。


 ある生徒が、決心をして勉強を始めまたとします。
彼は一週間後には必ず挫折しています・・・

 そんなとき、じっと見守っていくほうがいいのです。

 多くの母親はすぐに「せっかく始めたと思ったら、

もうやめたの」と言います。

 しかし、そんなことを言うより、まるでそのことは

忘れてしまっているかのように、じっと黙って知らぬ顔

しておくような余裕が大切です。

 黙ってしばらく待っていると、子供もやはり

「もう一度挑戦しなくてはいけないな」と感じるように

なります。

 そういったタイミングを見計らって、「もう一回やるか」

というと、その時には子供も「このままではいけないなー」

と、後ろめたい気持ちも持っていますので、素直な気持ちで

もう一度挑戦するのです。


 しかし、だからといって、これでもう安心というわけには

いきません。

 さらに、またまた途中でやめてしまいます。

 そのときも、やはりあまり気づかないふりをして、黙っておけば、

子供は再度挑戦します。

 このようなことを何回か繰り返して、ようやく本気になるのです。


 そして、前にも書きましたが、おぼえる能力は必ず、向上します。

 練習とはそのような進歩を引き起こすものです。

 だから、何度か挑戦するうちに、記憶能力が向上し、

おぼえること事体がになります。

 このことで、5回も繰り返すうちに、どんどんおぼえられるように

なります。


 こういった練習を経験している場合と、していない子供たちでは、

後の勉強のやり方に雲泥の差を生じさせます。


中津校の土曜日の小学生クラス、単語カードでのゲームが白熱しています。

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