学力の低下について、むしろ問題にすべきなのは…
現在の教育の本当の問題点は、高等学校に
こそ あるのではないかと思います。
しかも、普通の何の問題もない、むしろ周りからは
優秀だと思われている進学校にあるように思います。
確かに小、中学校における“いじめ”の問題
なども大切ですが、こと学力という問題に限定
すれば、むしろ問題にすべきは高校にあると
思います。
小、中学校において学力の低下が叫ばれて
いますが、それがそれほど大きな問題だとは
思えません。
小学校での学力は多分に流動的です。
とくに男子などは小学校ではものすごく成績が
悪かったのに、中学、高校で急に成績が上がり
始めるという例も多々あります。
もし学力を世界の国々と比較するなら、
小学校ではなく、成人となる直前の段階の
高校レベルで比較してこそ意味があるのでは
ありませんか。
小学校の低年齢から学力を云々するのは、
かえって子供の正しい成長に問題を引き起こす
ように思います。
私自身塾をしていて、多くの人から、
「塾をしているあなたがいうのは変ですね。」と
言われますが、小学校で学ぶべきことは学力ではなく、
「善悪の区別」などでいいのではないかと思います。
本当に問題にしなければならないのは、高校生に
なって、本人も自覚が出来、本気に勉強しようと
決心した時、適切な勉強方法を提供しない…、
いや、提供できない仕組みになっていることに
問題があるように思います。
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