ものごとを相手に伝えるときいちばん大切なことは…
父親から長い時間叱られたとき、最後に父親は
決まって「わかったか」と言っていました。
しかし、そんなとき、すぐには「わかった」と返事
できないことがありました。
あまりに、多くのことを言われたので、「えっ…、
本当は何で叱られたんだったっけ…」 と、どの話を
分かったと言えばいいのか、困ってしまうという意味
です。
頭の中で、今日、いろいろ言われた中で、何が
いちばん本命だったのかと、何度か考え直さなければ、
思い出せないということだったのです。
ものごとを相手に伝えるとき、いちばん大切なことは、
「単純で短い」ということではないかと思います。
これは、人にものを教える場合の同じことです。
人にものを教えるということは、『何かを伝える』と
いうことですから、短く適切であることがいいのです。
ということで、リトルでは『One Word 説明』
ということを実行しています。
英文法でも、その他のことでも、明快に、一言で
説明することが、生徒には一番わかりやすいのです。
長々と説明されると、どれがいちばん大切だったのか、
迷うようになるのです。
もちろん、英文法などは、いくつもの例外があり、
そんな複雑なルールを正確に伝えようとすれば、
短い時間では伝えられないのが本当です。
だからと言って、一度にすべてのことを伝えようと
すれば、聞いている方は、こんがらがるばかりで
決して理解してくれません。
だからこそ、単純に、「これでどうだ~」と
『One Ward 説明』 するのがいいのです。
多くの教える側の人は、生徒の吸収力を理解しないで、
過剰に教えるものですから、生徒の方はいつも
「わからない…」と言うのでしょう。
子供に対して、「これが一回きりだ」などと思わないで、
また、いつか話すこともあるだろうと思って、
長く叱ったりしないで、 『One Word』 で叱ってみては
いかがですか?
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