男は女の夢をみる。反対に女性は… ~大学入試の長文から~
先日の長文。 今度は、慶応義塾大学の長文でしたが、
面白い内容でしたね。
いきなり、女性のヌードです。この時の受験生は、この
長文を読みながら、思わず、くすくす、にたにただったのでは
ないでしょうか。
それにしても、慶応大学は思い切った主題を採用したものです。
この文の始まりは・・・、
男は女の夢をみる。反対に、
女性は男性から夢見られている自分の夢みるといった言葉からの
始まりです。
女性はいつも人から見られている自分の姿を頭に思い浮かべ、
たとえ、どんなに悲嘆にくれて泣いているときも、自分がどんなふうに
見られているのか、いつも頭に思い浮かべている・・・
つまり、女性は自分を鏡に映っている目線で見るというのです。
実は、この前、自分にもこんな経験がありました。
買い物に行ったときのことです。
商品を見て回っていたときです。向こう側に、嫌な目つきで自分を見ている奴がいるなーと気づきました。どんな人間なのだろうと近づいて行ったら、えーっつ、実は鏡に映っている自分だとわかって、びっくり。
そのときは、かなり反省しました。やけにきつい目つきだなーと。
また、話はヌードに戻ります。
ヨーロッパでは女性は見る対象になっているというのです。
だから、絵画でも、男性の肖像画と同じぐらい女性の肖像画は多い
というのです。
そして、さらに、絵の画題には、女性のヌードが今も昔も変わらずに、
そのトップの座を占めているといいます。
この論文は、ただの裸とヌードはどう違うかということを問題と
しています。
それによると、
ただの裸はその人自身であるけど、ヌードは他人に見られるため
にあるのだから、対象となっている女性はもうその人格を失くして
いる。その個人はどうでもいいのだ…
というのです。
さて、この話はどうなるのでしょう。 残りは来週ですね。
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