『問題集中毒』にならないように

リトルアメリカ

2016年04月09日 11:28

 問題集は解けると、ものすごく楽しくなるものです。

 85%以上解けると、楽しくて止められなくなります。

 この状態を私たちは、『問題集中毒』と呼んでいま

すが、この状態はあまりかんばしくありません。

 
 受験の最後の段階になって、たとえば、1月や2月

のころに、多くの生徒は過去問を解きたがります。

 たしかに今まで勉強してきたのだから、かなり

出来るようになっているはずだという自負もありますし、

自分の実力を確かめたいといった気持ちになるのは

よくわかります。


 こういったことで、過去問を解くのですが――この

過去問を解くという勉強方法は、私たちのいう勉強段階

からすれば、2段階目の勉強方法ということになります。
 
 要するに、楽しい作業になるわけです。これは、ある

程度の知識を身に付けて、それから実践問題に取り組む

という確かめの段階なのです。

 楽しくてそればかりをやってしまいがちになるのですが、

確かめ、それ以上に時間をかける必要はないのです。

 この楽しい第2段階の確かめ作業は短時間で終わら

せて、知識の蓄積の第1段階に戻り、これまでの知識の

繰り返し確認と、更なる知識の蓄積に時間をかけなくては

なりません。


 ということは、その大学の問題を何年分もする必要は

ありません。

 要するに、その大学独自の問題に慣れている必要が

あるというだけです。


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