貴重な 志
この春に、原田君が法政大学に合格しました。 すごい。
先にアップした、原田君の合格体験記です。
ぜひ読んでください。
彼が始めてきたときは、偏差値が40台で、しかも
40台でも下の方でした。
その彼が浪人して法政に合格したのですから、
もうすごいというより他にありません。
おそらく偏差値は20程度は上がったのでは
ないかと思います。
彼はたしかに初めは低い偏差値でしたが、彼の
良さは、何が何でも合格するのだという強い気迫
だったと思います。
週末のテストもほとんどが合格点で、しかも、
ものすごい量をこなしていました。
ちょっとこの表を見てください。これは12月の
ある週末テストです。
フロウンうんち英単語帳 黄色 全(約1000単語) 94
〃 白色 全(約1000単語) 89
フロウンうんちイディオム帳 1冊の半分 90
東大 1-21 96
長文 22-終わりまで 93
上の東大というのは、東大、京都、一ツ橋大学の
問題を集めたもので、42題あります。
その単語数は約2000単語あります。
また長文も有名私大の問題を42題集めたものです。
これも約2000個程度あります。
もちろんこれだけのものを1週間で仕上げた
わけではありません。
何週間かかかっていますが、この週は一気に
この量を仕上げるということになったのです。
イディオムも約200ページ以上ある問題集の
半分をこの日に仕上げたのです。
ようするにこのことはこれだけの知識が定着
したということになります。
さらに長文読解を1週に3題、それに大学の
過去問を1日に1大学分、それに日本史を覚
えるというものです。
これだけの量を仕上げるといったら、他の
予備校や、その他の塾では考えられないで
しょう。
彼は本当にこれだけのことをやっていたのです。
だから偏差値を20程度上げることができたと
思います。
おそらく彼の毎日の勉強時間は12,3時間
以上だったに違いありません。
こういった勉強は一時的ならば可能ですが、
1年を通して続けるとなると大変な努力を必要
とします。
途中には、成績が思うように伸びずに、辛い
気持ちでこつこつ続けなくてはならないという
ことも多かったと思います。
だからこそ人間が試されるのです。
少しだけ勉強して、すぐに成績が伸びれば、
勉強は楽しくて仕方がありません。
しかし、何か月も努力しているのに、そして
成績は全然上がらないのに、それでも努力し
なければならないとしたら――そんなときこそ、
努力を続けられる人間と、挫折する人間が
はっきりと区別されるのです。
このような苦しい道を、何とか這い上って行
ける人だけが合格に辿りつけるのです。
勉強とはただ成績を上げることではありま
せん。
その人間を、人間として育て上げることが
勉強の本来の目的なのです。
だからこそ1年に20も偏差値を上げたと
いうことが大きな意味を持つことになります。
これから浪人をしようと思っている人は、
是非このことを理解してください。
あなたはただ勉強するだけでなく、人間
として成長しなければ合格などありえません。
そして、大学を選ばなければ大学に行ける
のに、あえて浪人をしようというのは、素晴ら
しいことではありませんか?
今あなたの中には大きな夢があり、それに
向かって突き進もうとしているのではありま
せんか?
あなたの志は、本当に貴重です。
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