必死でがんばれば私にも希望があると信じれるからこそ人はがんばれる
先日のQ先生のリトル体験記の続きです。
…焦るばかりの高3のある日、友人に誘われ
て行ってみたリトルで、心の支えとなって
くれる先生との出会いがあり、リトルアメリカ
に通うことにしました。
リトルの授業はとにかく楽しかったです。
英語の授業の内容も、学校や他の塾など
にはない独特のものでしたが、私が一番
楽しみにしていたのは…、
剛先生が授業を脱線し、してくれる話でした。
がんばることがどんなにすばらしいか、
人の尊敬を得られるのは、こつこつがんばる
ことだけなんだ、というようなことを歴史上の
人物の話から、政治家の話から、ほんとうに
いろいろな角度からいつもいつも話してくれ
ました。
しかし、その中でも私がひかれたのは
たくさんのリトルの先輩の話でした。
リトルの生徒には、ほとんど全員に
ニックネームがついています。
剛先生は本名をまず覚えようとせず、
自分がピンときた名前を、初めて授業を
受けたその日に、「あんたは、〇〇に
しよう」と勝手に決めてしまいます。
私の場合は久実という名前がどうしても
覚えにくかったらしく、「久実の久だけ
とって、きゅうにしよう。いいなあ、こりゃ
覚えやすいわ、ははは」と言われてそう
なりました。
そんなかんじで決まったであろう先輩の
ニックネームから先生の話は始まります。
「何年か前やけど、◎◎という子がおった…」
(リトルに来る人は最初から成績がいい人
よりは、悪い人の方が断然多いのです!)
その人がどんな風にがんばって、どんなに
成績があがって一番行きたかった大学に
合格していったのか、私はわくわくして聞いて
いました。
ついこの間まで、今の私と同じようにこの
リトルにいた先輩の話なのです、私はとても
身近に感じて、自分でもがんばればやれる
んだという気持ちがして、うれしくなりました。
それから、先生がいつもみんなに言って
くれる言葉に「一流になりなさい」というもの
があります。
「目指すならその道で一番を…、
高校生のあなたたちが、今の自分の成績を
考えて小さくなるな。
自分の夢をだれにも遠慮するな、
あきらめるな、夢は大きければ大きいほど
いい…」
というのです。
私の高校の先生は、「足元を見ろ」と言いま
した。「夢みたいなことを言うな、お前の実力
ではそんな大学には合格できないから、もっと
目標をさげろ…」ということです。
この違いこそ、みんながリトルで気が狂った
ようにがんばり始める理由の一つだと思い
ます。
「今の自分の成績と目標とする大学が
かけはなれていてもいいのだ、それを
これからがんばって埋めればいいのだ、
埋まるまで最後までやりぬければいい
のだ…。」
と言ってくれるのです。
「おまえなんか、どうやってがんばっても
駄目だ…。」と言われて必死になれる人が
どこにいるでしょうか。
必死でがんばれば、私にも希望があると
信じれるからこそ人はがんばれるのだと
思います。
私は、それならと慶応義塾大学を目指す
ことにしました。
高校3年生の6月24日、私はリトルの仲間、
5人で “慶應に入ろうね会” を結成しました。
最初はおもしろ半分で…
…まだまだ続きます。
リトルアメリカ教育センター 中津校地図はこちら
https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校地図はこちら
にほんブログ村
関連記事