新たな壁を乗り越えていく
高校2年生の女の子が授業が終わったあと、相談があると言って
私のところにやってきました。どうしたのかな~と思ってきいてみると、
「中学生の時みたいに覚えられないんです。
覚えようとしてもすぐに忘れるし、中学生の時のほうができたんです。
どうしたらいいんでしょうか」
ということでした。
彼女の気持ちはわかります。中学生の時のほうがちゃんとできていたなあ。。。
という感覚。でも、それは、中学時代はやるべきこと、覚えるべきことが、
めちゃくちゃに少ないからなんですよね。
高校受験と大学受験では、同じ3年間かけて勉強するのに、
英単語でいえば、中学は、aとかtheとかinとかonとか入れて
せいぜい1000語くらい。大学入試では、その1000語は当然
のぞいて、新たに2500語くらいは最低必要です。
さらに難関大学を狙えば、そんなもんじゃ駄目で・・・・4000とか
5000とかの世界になります。
だから、中学の時は覚えられていたのに・・・っていうのも当然で
それだけ量が少ないからなんです。
私は彼女に言いました。
「自分の頭が悪くなってるんじゃないか、とか考えても仕方ないよ。
だって、量がそれだけ増えてるんだから、大変になって当然。
時間かかって当然。駄目だ、できない、って考える前に、
どういうやり方をしたらいいか考えようよ。」
「ちょこっとやってみて、できないからといって、悩むんじゃなくて、
必死で、できるまで私は寝ないんだ!くらいの気持ちでやってごらん。
できるまで、なにがあってもやりぬくんだ、乗り越えるんだ、
という気持ちでやってごらん。きっと乗り越えられるよ。」
彼女と同じように感じている人って多いんだと思います。
でも、中学生の時のことは忘れてください。
高校入試と大学入試はまったく別のものなんだと認識してください。
高校入試とレベルのちがう話なので、レベルのちがう、すごい気合を
いれましょ♪ そこから始まるんだと思います。
不安のためか涙を流した彼女も、最後には「がんばります!」と笑顔
で帰っていきました。 がんばって(^^)
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