試す場所
先日、アカが
「もうそろそろ数学を始めたほうがいいですかね」
という質問をしてきました。
彼としては、英語が23番になったことだし、そろそろ数学を
本格的に始めようかといった気持ちだったのだと思います。
私は直ちに
「まだ早い。
もっと英語が上がってから、数学を始めたほうがいい」
と答えました。
彼としては150番ごぼう抜きしたのですから、ものすごく
上がったという気持ちがあるのだと思います。
それは確かですが、でも、私が授業中に質問することに、
彼はおそらく3割程度しか答えていないと思います。
私は普通、一回の授業で生徒ひとりひとりに10回ずつ
以上当てるようにしていますが、その時の質問への正解の
打率が5割を超えるようになることが望ましいと思ってい
ます。
そうなんです。
授業とは何のためにあるのかと言えば、それは今までに
覚えた知識をすぐさま引き出せるかどうかを試すためにあり
ます。
一般に授業とは、教えることだと思っている人が多いよう
ですが・・・たしかにそういう部分もなくはないのですが・・・
しかし、私にとってもっとも大きい授業の役割は、あなたたち
が覚えたことをサッと記憶の中から引き出せるかどうかを
試す場所だと思っているのです。
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