試す場所

リトルアメリカ

2016年09月06日 12:16

 先日、アカが

「もうそろそろ数学を始めたほうがいいですかね」

という質問をしてきました。

 彼としては、英語が23番になったことだし、そろそろ数学を

本格的に始めようかといった気持ちだったのだと思います。


 私は直ちに

「まだ早い。
 もっと英語が上がってから、数学を始めたほうがいい」

と答えました。

 彼としては150番ごぼう抜きしたのですから、ものすごく

上がったという気持ちがあるのだと思います。

 それは確かですが、でも、私が授業中に質問することに、

彼はおそらく3割程度しか答えていないと思います。

 私は普通、一回の授業で生徒ひとりひとりに10回ずつ

以上当てるようにしていますが、その時の質問への正解の

打率が5割を超えるようになることが望ましいと思ってい

ます。


 そうなんです。

 授業とは何のためにあるのかと言えば、それは今までに

覚えた知識をすぐさま引き出せるかどうかを試すためにあり

ます。


 一般に授業とは、教えることだと思っている人が多いよう

ですが・・・たしかにそういう部分もなくはないのですが・・・

しかし、私にとってもっとも大きい授業の役割は、あなたたち

が覚えたことをサッと記憶の中から引き出せるかどうかを

試す場所だと思っているのです。


 リトルアメリカ教育センター 中津校地図はこちら 
 https://twitter.com/LittleAmericaON       大分校地図はこちら  

2016/06/15

2016/03/11

2016/02/21




にほんブログ村

関連記事