気持ちを伝える 『エデンの東』の授業

リトルアメリカ

2016年11月06日 17:23

 最後の部分が最高ですね。

 脳出血で倒れた父親に、アブラがキャルの気持ちを伝える

場面です。

 それはこんな言葉から始まります。

 
 Mr. Trask, can you hear me?

 トラスクさん聞こえますか?

 ベットに横たわっている、トラスク(父親)の耳元に、アブラが

話しかける場面です。


 I think you can understand me.

私の言っていることはわかってくださるのでしょう。


 You understand everything I say only you can’t show it.

 わかってくださっているのでしょうけど、でもお口を動かせない

のでしょう。


 体の自由を失っている父親は言いたいことも言えないのです。

 Excuse me, Mr. Trask, for daring to speak to you this way

…but it is awful not to be loved.

 トラスクさん、こんな風に話しかけて失礼はわかっていますけど、

でも、人に愛されないことほど、つらいことはありません。


 It makes you mean and violent and cruel.

 愛がなければ、人は卑しく、暴力的で、冷たい人になるんです。


 And that’s the way Cal has always felt, all his life.

 キャルはずっとそんな風に感じて来たんですよ。


 I know you didn’t mean it to be that way, but it’s true.

あなたはそんなつもりはなかったんでしょうが、しかし、この

ことは本当です。


 You never asked him for one thing. Cal is going away,

Mr. Trask.

 あなたはキャルに何も頼んだりしませんでした。そして、

トラスクさん、キャルは出て行くんです。


 But before he goes---He did something very bad,

and I’m not asking you to forgive him.

 彼が出て行く前に・・・彼は確かに悪いことをしました。

 あなたに彼を許してやって欲しいとお願しているわけでは

ありません。


 You have to give him some sign that you love him

or else he’ll never be a man.

 (彼が出て聞く前に)あなたが彼を愛しているというしるしを

彼に与えて欲しいのです。

 もし、そうでなければ、彼は決して大人になれないのです。


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2016/11/04

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