学校では教えてくれないこと ―夢を実現する方法―その2
一週間の分量だけを仕上げることに専念すればいい…。
ある早稲田大学に合格した生徒が
「一年先の、夢を頭に刻みつけるのは難しい。
遠い先のことを、いつもいつも自分の意識の中に、
ためこんで今を努力するのは難しい。でも、この
『一週間の仕事だけを仕上げれば、必ず
早稲田大学に合格できる』というのは簡単だった」
と言っていました。
たしかに、どんなに将来の夢を持っていたとしても、
そのことが毎日の努力の刺激になるわけにはいきません。
それより一週間のことを目標にすることが大切なのです。
この彼女がまた、こうもいいました。
「しかも一週間の目標は、リトルの先生が決めてくれたから、
自分は何も迷わずに、ただ一週間に割り当てられた勉強
だけをすませばよかった。そして、ただそのことだけに
専心すばよかったから、気持ちはまったく楽だった」
多くの学生が、「どれをどの程度勉強すればいいのか」
ということで悩みます。
たしかに、このペース配分が大切です。これはやはり、
何度も受験を経験しているベテランの先生に任せるのが
有効です。
生徒の中には、昨年合格した生徒に聞いたりすることが
多いようですが、しかし、このペース配分は、一度しか経験
していない去年の受験生より、受験を何度も経験している
先生の方がすぐれているはずです。
リトルで学んだ生徒が、先日も訪ねてきて
「リトルで学んだことは、2つある。
ひとつは――物事を仕上げる方法だ。それはやるべきことを、
一週間分に分けて、それぞれを、各週にあてはめて、
こなしていけば、自然に仕事が仕上がっているということだった。
もうひとつは――世間で言われていることは、必ずしも正しい
ことではないということだった」
といったのです。
私はこれを聞いたとき、何かすがすがしい気持ちに打たれました。
自分たちが教えてきたことが、このように理解してもらえているのか
という感慨でした。
「生徒はあまり聞いてくれていないかもしれない」という思いが
大きかったものですから、この言葉を聞いたとき、思わず
握手したい思いでした。
また、別の生徒も―彼は今、公認会計士として働いていますが―
「リトルで仕事を仕上げる方法を学んだ。今でも、学生時代に
やっていたと同じ方法で仕事をしている」
と言っていました。
このように、夢というものは、その実現の方法を知っていれば、
手に届くものなのです。
そうすれば、自分にはいつも夢が手元にあって、それをいつも
暖めておけるのですから、人生は本当に楽しくなります。
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