高校入試のための勉強だけでは…後でつらい

リトルアメリカ

2016年12月06日 23:43

 多くの中学生は、高校入試のために勉強しているのでは

ないかと思います。


 実際、私はそうでした。

 中学生の頃の私に聞けば、

「勉強する理由?行きたい高校に行くため。
 他に何があるっていうの?」

と言っただろうと思います。

 まず高校に入らなければ、そして、大学のことは、高校に

入ってから考えればいいのだ、そう思っている子供たち、

そして、お父さんお母さんが多いと思います。


 でも、高校入試と大学入試のレベルの差はものすごいものが

あります。

 特にこのあたりの人が目指す県立高校の入試問題は、

たいして難しくありません。

 進学校であれ、実業系の高校であれ、みな同じ問題です。

 そして、レベルの高い高校に合格したいと思えば、いかに

ミスをしないで高得点をとるかが大切になってきます。

 レベルの高いと言われる高校に合格するのに、難しい

問題がとける必要はないのです。


 しかし、高校に合格するためだけに勉強していた生徒は、

いざ高校生になってからがつらくなるのです。

 例えば、英語を例にとって考えましょう。


 高校入試で必要な単語の数はおよそ、1000くらいです。

 それに比べて、大学入試では、一次試験のレベルで3000、

二次試験(九大以上の大学だと)では、さらに2000~3000は

軽く必要なので、合計では、5000~6000になります。

 中学時代と高校時代、同じ3年間なのに、覚えなければなら

ない量は、単語だけでもこんなにちがうのです。

 これは、英語の単語だけの話ですから、全科目となると…

とんでもないことになります。


 高校入試と大学入試の差、これこそ、中学の時は、成績が

よく、真面目でやる気のある子が、高校になってどんどん成績が

おちていく原因なのです。

つづく



 明日12月7日の午後3時からOBSラジオで、Q先生がこのことについて、話をすることになっています。
 良かったら聞いてください!

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