「学問のすすめ」のススメ ~諭吉の決心

リトルアメリカ

2017年02月17日 20:29

 中津時代、14,5歳になって初めて学問に目覚めた

諭吉は、遅れて入学したにもかかわらず、すぐに頭角を

現して、他の生徒に先生の代役で教えることもあったと

いうことです。


 ある日、諭吉の兄の話で、藩が長崎に行って、蘭学を

勉強する人を求めているということを聞いて、諭吉は

中津を出る決心をします。


 中津での生活が窮屈だと感じていた矢先だったので、

これをチャンスとすぐに手を挙げたのでした。

 彼が19歳の時でした。そして、それはアメリカのペリー

の黒船が江戸沖に現れた2,3か月後の事です。


 江戸から遠く離れた中津にもそのニュースは伝わり、

中津藩の武士たちの間でも、国の防衛は大きな話題と

なっていました。

 西洋の戦術を知るためには、誰かがオランダ語を

学ぶ必要があったのです。


 兄について長崎に出た諭吉はさっそくオランダ語を

勉強し始めます。

 しかし、論語や漢文に強いはずの諭吉でしたが、

この横文字のABCには、はじめかなり苦労したようです。

 そして、これが福沢諭吉の語学学習の始まりでした。


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