2017年02月12日
「学問のすすめ」のススメ ~ユニークな発想
誰もがよく知っている、桃太郎の鬼退治の話について、
『学問のすすめ』の中で、彼が言うには
「鬼が島の鬼は、誰に迷惑をかけているわけでもないのに、
鬼が持っている宝物を取りに行った桃太郎たちは盗人だ」
というのです。
私たちもおとぎ話だから主人公の桃太郎のすることを、
当然良いことと認識しているところがあって、物事はよく
考えて、偏見をすてて、公平に判断する目を持つことが
大切だと言っているのはとてもおもしろいですね。
これを彼は自分の幼い子供たちに教えたそうです。
他にも、四十七士で名高い赤穂浪士の討ち入りを、
江戸時代ではあっても、私刑として法を犯していると
切り捨てています。
当時の感覚からすると非常に新しい考え方で、
人々は大いに驚いたことでしょう。
でも、福沢諭吉は自分が考えたことを古い因習に
とらわれずに正直に書いたのです。
江戸時代の古い考え方に固執していて、本心を
言うのに、まだ勇気を必要とした時代でしたから、
このように自分を解放した意見を披露した諭吉に、
人々は大いに鼓舞されたことでしょう。
そして、彼が自分の信じたことを権力に頼らず、
成果を上げつつ、生きてきた… その生きざまが、
人々に勇気を与えたと言ってもいいと思います。
それが、人々に希望を与え、『学問のすすめ』が
ベストセラーとして大いに読まれた最大の理由で
あるように思えます。

リトルアメリカ教育センター 中津校
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『学問のすすめ』の中で、彼が言うには
「鬼が島の鬼は、誰に迷惑をかけているわけでもないのに、
鬼が持っている宝物を取りに行った桃太郎たちは盗人だ」
というのです。
私たちもおとぎ話だから主人公の桃太郎のすることを、
当然良いことと認識しているところがあって、物事はよく
考えて、偏見をすてて、公平に判断する目を持つことが
大切だと言っているのはとてもおもしろいですね。
これを彼は自分の幼い子供たちに教えたそうです。
他にも、四十七士で名高い赤穂浪士の討ち入りを、
江戸時代ではあっても、私刑として法を犯していると
切り捨てています。
当時の感覚からすると非常に新しい考え方で、
人々は大いに驚いたことでしょう。
でも、福沢諭吉は自分が考えたことを古い因習に
とらわれずに正直に書いたのです。
江戸時代の古い考え方に固執していて、本心を
言うのに、まだ勇気を必要とした時代でしたから、
このように自分を解放した意見を披露した諭吉に、
人々は大いに鼓舞されたことでしょう。
そして、彼が自分の信じたことを権力に頼らず、
成果を上げつつ、生きてきた… その生きざまが、
人々に勇気を与えたと言ってもいいと思います。
それが、人々に希望を与え、『学問のすすめ』が
ベストセラーとして大いに読まれた最大の理由で
あるように思えます。



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