笑う生徒は 偏差値…

リトルアメリカ

2017年10月06日 20:37

 昨日の「ミサキ」ちゃんの話の続きです…。

 その彼女は私の授業では、いつも一番前の席に

座ります。

 だから私と顔を突き合わせています。

 初めはいつもツンとした面白くなさそうな顔を

していました。

 しかもそんな苦虫を噛み潰したような顔が目の

前にあるのだからたまりません。

 私はいつも顔を合わせると、「笑おうよ」と

繰り返していました。

…すると…不承不承笑顔を見せるというふうです。


 それがある日、一緒にカラオケに行ったのです。

 リトルでカラオケに行く場合は、必ず一曲目は

英語の歌を歌わなくてはならないというルールです。

 みんな何とかして英語の曲を歌うのですが、彼女は

クリスマスの英語の歌を何曲も歌ったのです。

 もう普通の「日本の曲を歌ってもいいよ」と言っても

最後まで英語の曲を歌い、しかも情緒たっぷりで

歌ったのです。

 それにはみんなびっくり。


 彼女にこんなふうに気持ちを露わにする一面が

あろうとはと驚いたのは私だけではなかったのです。

「えっつ、こんな面のあるんだ。だったら普段もっと

 笑おうよ」

と私は言ったのですが、こんな時、カンナは年長の

良さで助け舟を出します。

「結構こんなところもあるんですよ」と言うのです。


 文を読解するというのは、いろいろな考えを学ぶ

ということでもあります。

 多くの人がそれぞれの立場で意見を言う――

―その意見を受け止めて自分なりに考えて見ると

いうのが読解力を強めることだと思います。

 だからいつも柔軟でなくてはなりません。

 その柔軟性で、雑学が身につき、それによって

総合力がついて、今まで勉強で学んだ以外のことに

得点出来るということになるのです。


 本を読んでいない生徒はこの雑学的なものが

欠如していますから、得点に広がりがなく、勉強

しても思ったほど成績が上がらないという結果を

もたらしてしまいます。


 半面、本を読んでいる生徒は、何となく分かると

いったことが得点になります。

 そのため勉強して得た知識以上に点が伸びるの

です。


 また、笑顔には人を受け入れるという包容力に

溢れています。

 笑顔である人は非難をしていることはないのです。


 だからミサキ――「笑う門には福来る」と言います

が、それだけでなく、「笑う生徒は、偏差値上がる!」

なのです。


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