2014年06月17日

「一番はじめの子供のときは失敗したので・・・」というお母さんの言葉をよく聞きます

 よく私の塾に生徒を連れてくるお母さんが・・・

またはよくこのリトルのことを理解してくれているお母さんが

「一番はじめの子供のときは失敗したので・・・」ということが

多いのです。


 先日もあるお母さんが「上の子のときは、進学校には、

入ったけど、そこで成績は落ちてしまって、卒業の時点では

行く大学はなくなっていたのですよ」というのです。

 このお母さんが感じていることは・・・進学校に行っても、

そこで成績が落ちないようにしなければ、何もならない

ということなのです。

 こういったことははじめての子供の時には

理解できないことです。

 しかし、よく考えてみてください。進学校に行っても、

そこで成績が落ちるようでは、いい大学には合格できない

ということになります。

 「とにかく、進学校に入ってしまえば、それでいい」

というのは、事実とは違うということに、いま多くの人が

気づき始めています。

 これは今までとは大きな変化です。持っている全力で

高校入試を終えればいいと思っていたことが・・・

そうではなく、その後を考えて対策をしておかなくては、

というのが最近のお母さん方の気持ちになりつつあります。


 こんなことが起きる大きな理由は

―――前から何度も書いてきていますが・・・

高校では中学の10倍といってもいい量を勉強しなくてはならない

ということにあります。

 現在の文部科学省の学習指導要領では、中学の勉強量は

異常に少なく、それに対して、大学入試ではものすごく

多くなっているのです。

 このため、高校での負担が過度に大きく、

多くの生徒が落ちこぼれて行くという結果になっています。

 このため、頭のいい子供なら、さして勉強しなくても、

高校は合格できるということになり、多くの生徒が

「受験なんて、簡単だ」と思いがちになっています。

 ところが、大学入試はまったく別物で、この差異に、

当惑したり、とても自分にはできないとあきらめたりするのです。

 ここでは、当然、10倍の量に適応する勉強方法を

編み出さなければ、絶対に成功しないのです。


 ということで、こういったことに対する対策としてもっともいい方法は、

ある一科目だけを、高校に入る前からしっかり、勉強しておくことです。

 こうすれば、高校に行っても、その学科だけは、

ほとんど負担にならないから、時間的な余裕が生まれ、

落ちこぼれることがすくなくなります。

 そしてこのとき、先取りに一番いい科目が英語であるということは

間違いありません。

「一番はじめの子供のときは失敗したので・・・」というお母さんの言葉をよく聞きます








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