2014年11月04日

選択の幅を広げてあげる…

 以前、ある外国の女性に、「日本では大学に行く費用は

すべて両親が持つという風習がある」といったら、

「そんなことありえない」とものすごく驚いていたことが

ありました。


 彼女の父親はある国の大使をしていて、かなりの金持ち

でしたが、いつも彼女は「両親は金持ちだが、私は違う」と、

まったく自分は両親とは関係ないというのです。

 もちろん、彼女も高校時代は両親のもとで生活をしていたし、

その生活も両親に依存していたのですが、大学に行くと同時に

独立して、それ以後、金銭的な援助は受けていないというのです。


 この話を聞いたとき、相手も驚いていたのですが、実は

私たちも驚きでした。

 たしかに…、大学生になった子供の面倒をみる必要があるのか、

ある程度は、子供そのものにも負担してもらっていけないの

だろうか・・・という気持ちがはっきり芽生えてきました。

 子供にアルバイトをさせて、その分両親の負担を減らすことは、

ごくあたりまえのことではないのかと思えてきたのです。


 もし、子供を大学にやりたいと思っているとすれば、何がしかの

準備はあるわけですから、子供に「私立は駄目だ」などとはいわずに、

「国立にしかやれないと思っていたから、この程度しか余裕はない。

 この金額しか送金できないから、これで何とかやってくれ。

 私立に行っても、国立に行っても、お前の勝手だが、出せるのは

 この金額だ。もし、私立に行くなら、足らない分は自分で稼げ

といってあげるのはどうでしょうか。

 後は、子供の方が考えるのではないでしょうか。


 この言葉は「うちは絶対に国立しかやれない。」というよりは、

ずっと、合理性があり、選択の幅が広がり、子供をやる気にさせる

のではないでしょうか。

選択の幅を広げてあげる…




















選択の幅を広げてあげる…
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