2015年06月21日
苦しい時を何度も何度も乗り越えて
Hello. Qです。
今年もリトルには何人か浪人生がいます。
今日はその中の一人、U君について書きたいと
思います。
彼は、浪人になって初めてリトルにやってきました。
高校まではスポーツに打ち込んで、勉強に興味は
あまりなかったようです。
私が彼に初めて会ったのは、彼がお母さんと
一緒にリトルへ話を聞きに来たときでした。
私がリト浪生活について、いろいろと説明しても、
お母さんだけが熱心で、当の本人はうわのそら、
という感じでしたから、私は“これはちょっと難しい
のではないかなあ”と思いました。それで、彼に
次のように言いました。
「浪人の一年間は、たかが一年、短いといえば短いけど、
やっぱり相当の覚悟をもってやらないと続かないよ。
ノリノリで勉強できている時はいいけど、何でも同じ、
何かを仕上げようとするとき、自分としては頑張って
いるのに、なかなかうまくいかない時期がくる。
その時こそ、じいっと耐えてコツコツ努力できないと、
最後に成功することはないからね。もし、あなた自身が、
誰のためでもなく、自分のために本気で頑張ろうと
思えないのなら、ぶっちゃけ浪人なんてやめたほうが
いいよ。結局、一年無駄だったってことになるよ。」
そう言っても、響いたのか響かなかったのかわからない
ほど、彼の反応は薄く、私は“もうこの子に会うことはない
だろうな・・・”と思いながら見送りました。
しかし、それから何日かして、彼のお母さんから
「家で話しあったんですが、そちらにお世話になることに
決めました」と電話がありました。私は、「!!!」正直
驚きました。
そして、二度目に彼がリトルに来た時、彼が初めての時と
ガラッと感じが変わって、すごく人懐っこい笑顔だったので、
さらに驚きました。あの時の態度はなんだったんだろう、と
不思議に思いました。
今考えると、「俺はやるぞ!頑張り抜くぞ!」と覚悟を決めた
ので、すっきりしたのかなと思います。
彼が勉強を始めて、2か月ちょっとたちます。
自分の人生をかけて、本気の勉強をするという意味では、
彼は生まれて初めてのようなものですから、かなり大変なことも
多いのです。
私が彼に感心するのは、彼が変なプライドを持ってないこと
です。自分の知らないこと、できないことは自然にそれをそうだと
認めることができ、恥ずかしがったりせずにそこまで戻って、
コツコツ仕上げていっているところです。
彼のこういうところが、いいなあ、素晴らしいなあと私は
いつも思っています。
人間、プライドを持つことは大切です。ここだけは譲れない、
ここだけは命かけてがんばる!というような気持ちがないと、
何事も仕上げられないからです。
しかし、変なプライドを持つと、自分ができないことを隠そう、
隠そうとするのです。
そうなってしまっては学ぶことがなくなってしまいます。
彼は毎日、私のところに採点のために小テストを持ってきます。
「あなた、毎日がんばってるなあ。どう、勉強は楽しいでしょ?
充実感あるよね♪」
と私がきくと、
「はい、できたときは楽しいですけど、できないときは苦しいですよ」
とニヤッと笑いながら彼は答えます。
U君、これからまだまだ苦しい時を何度も何度も乗り越えて
いかなきゃならないけど、応援してます!明るく、健気にがんばってね。

リトルアメリカ教育センター 中津校
地図はこちら
https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校
地図はこちら

今年もリトルには何人か浪人生がいます。
今日はその中の一人、U君について書きたいと
思います。
彼は、浪人になって初めてリトルにやってきました。
高校まではスポーツに打ち込んで、勉強に興味は
あまりなかったようです。
私が彼に初めて会ったのは、彼がお母さんと
一緒にリトルへ話を聞きに来たときでした。
私がリト浪生活について、いろいろと説明しても、
お母さんだけが熱心で、当の本人はうわのそら、
という感じでしたから、私は“これはちょっと難しい
のではないかなあ”と思いました。それで、彼に
次のように言いました。
「浪人の一年間は、たかが一年、短いといえば短いけど、
やっぱり相当の覚悟をもってやらないと続かないよ。
ノリノリで勉強できている時はいいけど、何でも同じ、
何かを仕上げようとするとき、自分としては頑張って
いるのに、なかなかうまくいかない時期がくる。
その時こそ、じいっと耐えてコツコツ努力できないと、
最後に成功することはないからね。もし、あなた自身が、
誰のためでもなく、自分のために本気で頑張ろうと
思えないのなら、ぶっちゃけ浪人なんてやめたほうが
いいよ。結局、一年無駄だったってことになるよ。」
そう言っても、響いたのか響かなかったのかわからない
ほど、彼の反応は薄く、私は“もうこの子に会うことはない
だろうな・・・”と思いながら見送りました。
しかし、それから何日かして、彼のお母さんから
「家で話しあったんですが、そちらにお世話になることに
決めました」と電話がありました。私は、「!!!」正直
驚きました。
そして、二度目に彼がリトルに来た時、彼が初めての時と
ガラッと感じが変わって、すごく人懐っこい笑顔だったので、
さらに驚きました。あの時の態度はなんだったんだろう、と
不思議に思いました。
今考えると、「俺はやるぞ!頑張り抜くぞ!」と覚悟を決めた
ので、すっきりしたのかなと思います。
彼が勉強を始めて、2か月ちょっとたちます。
自分の人生をかけて、本気の勉強をするという意味では、
彼は生まれて初めてのようなものですから、かなり大変なことも
多いのです。
私が彼に感心するのは、彼が変なプライドを持ってないこと
です。自分の知らないこと、できないことは自然にそれをそうだと
認めることができ、恥ずかしがったりせずにそこまで戻って、
コツコツ仕上げていっているところです。
彼のこういうところが、いいなあ、素晴らしいなあと私は
いつも思っています。
人間、プライドを持つことは大切です。ここだけは譲れない、
ここだけは命かけてがんばる!というような気持ちがないと、
何事も仕上げられないからです。
しかし、変なプライドを持つと、自分ができないことを隠そう、
隠そうとするのです。
そうなってしまっては学ぶことがなくなってしまいます。
彼は毎日、私のところに採点のために小テストを持ってきます。
「あなた、毎日がんばってるなあ。どう、勉強は楽しいでしょ?
充実感あるよね♪」
と私がきくと、
「はい、できたときは楽しいですけど、できないときは苦しいですよ」
とニヤッと笑いながら彼は答えます。
U君、これからまだまだ苦しい時を何度も何度も乗り越えて
いかなきゃならないけど、応援してます!明るく、健気にがんばってね。



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