2015年07月22日

効果的な叱り方―One Word で

 先日、私の父親は、しかるときは短いというのが特徴

だったと書きましたが、ごくまれに、長い時間、叱ることが

ありました。

 そんなとき、最後に父親は決まって「わかったか」というのです。


 しかし、長時間叱られたときは、「えっ、本当は何で叱られたん

だったっけ…」とすぐには「わかった」と返事できないことが

ありました。あまりに、多くのことを言われたので、どの話を

分かったと言えばいいのか、困ってしまうという意味です。

 だから、頭の中で、今日、いろいろ言われた中で、何が

一番本命だったのかと、何度か考え直さなければ、

思い出せないということだったのです。


 ものごとを相手に伝えるとき、一番大切なことは、

「単純で短い」ということではないかと思うのです。



 これは、「人にものを教える」場合の同じことです。

「人にものを教える」ということは、「何かを伝える」ということ

ですから、短く適切であることがいいのです。


 このことで、私は One Word 説明ということを

実行しています。

 英文法でも、その他のことでも、明快に、

一言で説明することが、生徒には一番わかりやすい

のです。


 長々と説明されると、どれが一番大切だったのか、

迷うようになるのです。



 もちろん、英文法などは、いくつもの例外があり、

そんな複雑なルールを正確に伝えようとすれば、

短い時間では伝えられないのが本当です。



 だからと言って、一度にすべてのことを

伝えようとすれば
、聞いている方は、こんがらがる

ばかりで決して理解してくれません。

 だからこそ、単純に、「これだ」と One Ward 説明

するのがいいのです。


 多くの教える側の人は、生徒の吸収力を理解しないで、

過剰に教えるものですから、生徒の方はいつも

「わからない」というのでしょう。



 子供を叱らなければならないとき、「これが一回きりだ」

と考えて、一度にすべてのことを伝えようとして、

長々と叱るのではなく…、


「また、いつか話すこともあるだろう」という思いで、

One Word で、簡潔に、爽やかに叱ってみてはいかがですか?
効果的な叱り方―One Word で
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