2015年09月26日

『無理をしろ、死ぬほど無理をしろ、いくら無理しても死にゃーせん。』 ~リトルのモットー~

 先日、けんじのお母さんとお会いする機会がありました。

「どうでしょうか」とお母さんは心配そうに尋ねるのです。

 Q先生も私も思わず、

「こんな素晴らしい生徒はめったにいません。どうしたら、
 このようなお子さんを育てられるのですか」

と聞いてしまいました。

 お母さんは一瞬、戸惑っていたようでしたが、私たちは

本気でこう訊いたのです。
 

 彼はいつも真剣です。わからないところを質問に来ます。

 初めはその質問は、あまりに基礎的なことが多く、どう

答えていいのかわからないと言ったことが多く、ちょっと

苦手だなーと思うこともありました。

 そんなときの、彼の質問には、半分答えればいいのだ

という気持ちで臨んでいたのです。


 質問に来る生徒の中には、

「全部わからんから、解説してほしい」という生徒がいます。

 そんな生徒は、自分でしっかり考えたりしないで質問に来て

いるのですから、正直あまり答える気持ちになりません。

 自分で一度もしっかり、考えていないということは、説明を

聞いても何だかわからないということになってしまいがちだと

思います。


 反対に、「ここがわからない」といった質問は答えやすいのです。


 けんじの場合は、しっかり考えてきていたのでしょうが、あまりに

知識が欠けていたために、答えられないといった質問が多かった

のです。

 しかし、最近は「これはなるほど、わからないだろうな」という質問が

多くなりました。だから、よーしわかるように説明しようという気持ちに

なります。

 彼の英語力は以前に比べて、破格に進歩してきました。


 それにしても、彼の努力は尊敬に値します。

 おそらく、勉強しても思ったほど成績は上がらないということも多い

でしょう。

 そんなときでも、彼は黙々と努力を続けています

 苦しいときに、じっと我慢をしながら努力している姿はいつも

清清しく、好感の持てるものですね。


 すると、けんじ

浪人して本当によかった。剣道しか知らなくて、勉強など全くしないで、
 大学に行っていたら、どんなことになっていただろうか。」

と言うのです。

「浪人して本当に多くのことを学んだ。この1年で学んだとことは、
 今までに学んできたことよりはるかに大きい。」

と言うのです。
 

 これを聞いてQ先生が

「自分も浪人生活でものすごく多くのことを学んだ」というのです。

 苦しいことをじっと耐えながら努力を続けた人には、どこか同じ匂い

感じるというのです。

 大学に入って、何人かの友達に会ったけど、そんな人の中に、自分と

同じように必死の思いで努力してきた人には、そのような雰囲気があり、

お互いにすぐに理解できるものがある。だから、この人は本物なのだと

わかる
というのです。


 やはり死に物狂いで勉強することが大切なのです。



無理をしろ、死ぬほど無理をしろ、いくら無理しても死にゃーせん。


 これがリトルのモットーです。
『無理をしろ、死ぬほど無理をしろ、いくら無理しても死にゃーせん。』 ~リトルのモットー~
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