2018年02月11日

最近の若ものは

 先日リトルの卒業生が集まりました。

 彼らはもう50歳に近く、会社では課長や、部長と

いった地位についています。


 そのかれらが「最近の若ものは、弱弱しくて困る」と

口々にこぼすのです。

 少し説教しただけで、さっさと会社を辞めて行ったり、

あるいは病気だと言って、長期の休暇を取ったりする

というのです。

 さらに上役から「もう少し若い人たちに対する言葉つき

に注意しなさい」などとお目玉をくらったりするらしいの

です。

 そんな中で一人が「今どきの若い者は――といった

言葉を自分たちも言うようになったのだけど、自分たちも

若いとき、こんな風に言われていたのだろうかね」と反省

の素振りでした。


 たしかに「今どきの若ものは」という言葉は昔から、

次の世代に対する常用語として引き続いて使われて

来た言葉です。

 しかし重大なのはその内容なのです。

 おそらく今、課長、部長になっている人たちが若い

ころ、その前の世代から言われて来た言葉は「弱弱しい

若者」という言葉だったのでしょうか?


 そのころ言われていた言葉は「最近の若ものは何を

考えているかわからん」といった言葉だったのではない

でしょうか?

 多くの先輩方が普通だと思っていることに、反旗を

翻し、無理やりにそのルールを切り開いて、新しい時代

をこじ開けようとする行動だったのではありませんか?

 このような行動が古きよき時代を打ち砕いて、一見

不都合に思える新しい社会を作り出してきたのです。

 はじめは多くの先輩たちも、何となく居心地がよく

ないと思っていた新しい生活も、「やっぱりコレの方が

よかったんだ」と納得しはじめ、その新しい生活に慣れ

親しんで行きます。


 このようなことの繰り返しが何百年にも渡って繰り

返されて来たのです。
 
 でもこのような時代の流れが今終わろうとしている

のでしょうか?

最近の若ものは
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