2022年12月12日
今週のクイズ Who am I ? の答え
今週の解答は高杉晋作でした。
いちばんはじめのセンテンスは、私たちは
奇妙ですーーという文ですがこれは奇兵隊の
ことを示したつもりでした。
当時は武士だけが武器を持ち戦うことがで
きたのです。そんな中、高杉は武士階級
だけでなく、商人、農民にも参加できる
戦闘部隊を作ったのです。そしてこの部隊を
高杉は奇兵隊と名付けたのです。高杉に
してみれば、武士階級ではない奇妙な
人々の集まりだ、という意味だったので
しょう。彼の考えは……長い太平の世に
武士たちの魂は失われ、今やむしろ気概の
ある人々を一般の大衆から求めたほうが
より効果的だと考えたのでしょう。だから
この奇なる兵には誰でも参加できるという
ことになったのです。
Everyone could join us.
この奇妙な農民や商人の混成部隊は
後に普通の武士集団ともかなり対等に
戦えるということが分かってきました。もし
こういう部隊がなければ、第一次、第二次
長州征伐の時に長州は生き残れたでしょう
か?長州が幕府軍や各藩のあれほど多くの
兵と戦って勝利していったのには、この
奇兵隊の活躍なくては、ありえなかったで
しょう。高杉はこれらの兵を使って小倉に
進出し、ついに幕府軍を統括する老中
小笠原を戦線離脱に追い込み、長州の
勝利が決定するのです。
この間高杉は、何度も小倉の戦闘を指揮
しますが、病気が悪化し、ついに戦線を
離脱することになります。彼は西行法師を
愛し、その名をとって東行庵と名づけた庵に
担ぎ込まれます。
これも retire to my house in the eastと
ヒントにしたつもりです。
しかし養生の甲斐なくその波乱に満ちた
生涯を終えることになるのです。
彼は臨終に際し、
「おもしろきこともなき世を面白く」
と読んで、力尽きて筆を落とすのです。
そばにいた野村望東尼がその筆を
拾って、すみなすものはこころなりけりと
します。しかしこの下の句では高杉の
心情を表しているとは言えない気が
します。この文では面白くもない人生を
生きるには心持ちによるのだと言った、
何か治まったような、優等生の文の感じが
しませんか?果たして高杉はそんなことを
言いたかったのでしょうか。高杉が言わん
としたことは、人生というのは何も
しなければつまらないもので終わって
しまう、自ら意思し、自分の目指す目標に
向かって歩くとき、ほんとうの生きざまが
あるのだ、と言いたかったのだと思います。
高杉の出は家老の家です。むしろ何事も
なければ、その豊かな地位を保てるの
です。他の多くの志士たちが貧困や、
多くの不満を抱え、その不満がエネルギー
となって活動していく中で、高杉は何も
しなければ安穏な生活が保障されていた
のです。その生活を投げ打って、おもしろ
き人生を生きようとしたのです。
高杉が私たちに言おうとしていることは、
自ら立ち、自ら決心し、行動しなければ、
人生はつまらないんだ。平々安穏とした
人生に本当に満足できるのか?
……と彼は私たちに問いかけているの
ではないのでしょうか?
とすれば下の句はもっと勢いのある
気概のある言葉だったはずです。
私たちが受け継がなければならない
のは、この気迫なのでしょう。
あなたもおもしろき人生を目指して、
いま立ち上がるときではありませんか?

リトルアメリカ教育センター 中津校
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いちばんはじめのセンテンスは、私たちは
奇妙ですーーという文ですがこれは奇兵隊の
ことを示したつもりでした。
当時は武士だけが武器を持ち戦うことがで
きたのです。そんな中、高杉は武士階級
だけでなく、商人、農民にも参加できる
戦闘部隊を作ったのです。そしてこの部隊を
高杉は奇兵隊と名付けたのです。高杉に
してみれば、武士階級ではない奇妙な
人々の集まりだ、という意味だったので
しょう。彼の考えは……長い太平の世に
武士たちの魂は失われ、今やむしろ気概の
ある人々を一般の大衆から求めたほうが
より効果的だと考えたのでしょう。だから
この奇なる兵には誰でも参加できるという
ことになったのです。
Everyone could join us.
この奇妙な農民や商人の混成部隊は
後に普通の武士集団ともかなり対等に
戦えるということが分かってきました。もし
こういう部隊がなければ、第一次、第二次
長州征伐の時に長州は生き残れたでしょう
か?長州が幕府軍や各藩のあれほど多くの
兵と戦って勝利していったのには、この
奇兵隊の活躍なくては、ありえなかったで
しょう。高杉はこれらの兵を使って小倉に
進出し、ついに幕府軍を統括する老中
小笠原を戦線離脱に追い込み、長州の
勝利が決定するのです。
この間高杉は、何度も小倉の戦闘を指揮
しますが、病気が悪化し、ついに戦線を
離脱することになります。彼は西行法師を
愛し、その名をとって東行庵と名づけた庵に
担ぎ込まれます。
これも retire to my house in the eastと
ヒントにしたつもりです。
しかし養生の甲斐なくその波乱に満ちた
生涯を終えることになるのです。
彼は臨終に際し、
「おもしろきこともなき世を面白く」
と読んで、力尽きて筆を落とすのです。
そばにいた野村望東尼がその筆を
拾って、すみなすものはこころなりけりと
します。しかしこの下の句では高杉の
心情を表しているとは言えない気が
します。この文では面白くもない人生を
生きるには心持ちによるのだと言った、
何か治まったような、優等生の文の感じが
しませんか?果たして高杉はそんなことを
言いたかったのでしょうか。高杉が言わん
としたことは、人生というのは何も
しなければつまらないもので終わって
しまう、自ら意思し、自分の目指す目標に
向かって歩くとき、ほんとうの生きざまが
あるのだ、と言いたかったのだと思います。
高杉の出は家老の家です。むしろ何事も
なければ、その豊かな地位を保てるの
です。他の多くの志士たちが貧困や、
多くの不満を抱え、その不満がエネルギー
となって活動していく中で、高杉は何も
しなければ安穏な生活が保障されていた
のです。その生活を投げ打って、おもしろ
き人生を生きようとしたのです。
高杉が私たちに言おうとしていることは、
自ら立ち、自ら決心し、行動しなければ、
人生はつまらないんだ。平々安穏とした
人生に本当に満足できるのか?
……と彼は私たちに問いかけているの
ではないのでしょうか?
とすれば下の句はもっと勢いのある
気概のある言葉だったはずです。
私たちが受け継がなければならない
のは、この気迫なのでしょう。
あなたもおもしろき人生を目指して、
いま立ち上がるときではありませんか?



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Posted by リトルアメリカ at 21:41│Comments(0)
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