2017年11月25日

まるで…になりきったつもりで

 昨日の続きですが、英語を勉強するのに簡単な

文法を習得するのは早道ですが、その前にある

程度のセンテンスを暗記して、それを使う機会が

あればもっと勉強が進むのも確かです。

 そこで子供たちにこれらの頻出な言い方を覚え

させて、それを使う訓練をし、その後に文法を教える

とより良く理解します。

 これは高校生でも同じです。

 文法の規則を覚える場合も、まず文を覚えている

ことが理解を深めるのです。

 文を覚えてなくて、ただ文法のルールだけを覚える

場合に比べると、実際、理解していく様子は明らかに

違います。


 例えば、親御さんの仕事で、小さい時に外国で暮ら

した子供たちは、文法を勉強したわけではないのに

抜群に英語を理解するのが早いのです。

 これは誰にでも出来ることではありませんが、日本に

住みながら、普通に日本の生活を送りながら、それに

近い環境を作るということが出来れば可能な事です。


 子供たちに教える文は、「早く起きなさい」、「もう起きる

時間よ」といった簡単な文から始まります。

 このような普通に使う文を覚えさせると、子供たちは

結構楽しんで覚えるのです。


 朝起きると、子供たちに音声を聞かせ、それにつけて

言わせるのです。

 このとき大切なのは、お母さんも一緒に英語で、相手を

してもらいたいのです。

 お母さんが大きな声で英語をいうと、子供も面白がって

お母さんにつけて言うようになります。

 お母さんによっては、「自分は学生時代英語は不得意

だったから、こんな発音で正しいのだろうか…?」という心配

があるかもしれませんが、そのような心配は一切いりま

せん。

 とにかく音を聞いて、それにつけて、真似をして言う

のでいいのです。

 面白いことに子供たちは何の予備知識も与えられて

いませんから、耳から聞こえる音を、そのままに発音します。

 お母さんも恥ずかしがらずに、まるで外人になりきった

つもりで音を真似してください。

 子供たちは基本お母さんが大好きです。

 お母さんが楽しんでいることは、子供たち自身も楽しんで

いると信じていいと思います。

まるで…になりきったつもりで
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