2018年01月18日

僕は何事に対しても全力のつもりだっただけで全力じゃなかったのかもしれません

以前の合格体験記ですが、読んでください。


 長いようで短く、短いようで長い受験時代でした。

 僕は2浪しているので、受験生として3年の日々を

過ごしました。

 入った当初はまだ若くて(今でもそのつもりですけど笑)、

人間としてまだまだだった(こっちは今だにですけど笑)と

思います。

 そして「あの頃から、Q先生と剛先生にはお世話に

なってるんだなー。」と度々思いかえします。

 3年という月日は長くて、もう20にもなり髭がすごく

早く伸びるようになりました。

 正直入った当初は、2浪するなんて思ってませんでしたし、

まさか鍵を預かるようなことになるとも思いませんでした。


 現役の頃はちゃらんぽらんでしたね、ただの「ちゃらん

ぽらん」。

 中学1年の頃から勉強をしてこなかった僕にとって、

受験勉強をすることは至極難しくて、全くといっていいほど

手につきませんでした。

 そして、当たり前のように浪人することになりました。


 1浪目が始まりました。

 周りはみんな良い奴等ばかりで、凄く楽しかったのを

覚えています。

 周りは楽しみながらも勉強をしていたと思うけれど、僕は

ただ楽しかったという感覚しか覚えてません。

 無論全部落ちました。

 正直くやしかった。

 周りはみんな大学に進学して、自分はまた浪人が

始まるのです。

 そしてつらかった。


 2浪目は「勉強した!」といえるような一年にしようと

決めました。

 勉強すると結果はでました。

 現役の頃、偏差値50ぐらいだった日本史は70になり、

偏差値40を切っていた英語は55までなりました。

 ここで満足したのかもしれません。

 満足できるような成績でもないのに。

 なんて浅はかな僕。

 そして1月辺りから、先生達に「元彦ふわふわしてるよ。」

って言われました。

 髪型じゃありません、精神面です。髪の毛は直毛です

からね。

 悲劇は起こりました。

 滑り止めに滑り、最後にもう一校、受かりそうなとこを受け

ましたが、そこにも落ちました。

 本当に自分が悲惨でした。

 最後の結果がでるまでの一、二週間は地獄でした。

 親との話し合い、後期受験の申し込み、

  「3浪するのかしないのか。」

  「いっそのこと死のうか。」

 色々考えました。


 遊ぶにも遊べず、勉強するにもできず、周りはどんどん

受かっていくのに、僕はまた取り残される。

 寝れないし、朝起きてもなんかもやもやがありました。

 僕は剛先生の忠告のとおり、画竜点睛を欠いたことを

その時になって後悔しました。

 みんなが第一志望の大学に合格するのを見て初めて

本当のくやしさを感じました。

 もちろん自分に対してです。

 仲の良い後輩が模試でライバルに負けた時に涙を流した

ことがありました。

 その時、模試で涙を流せるなんて凄いなあと素直に思い

ました。

 後輩と僕の間にはそこの違いがありました。

 僕は何事に対しても全力のつもりだっただけで、全力じゃ

なかったのかもしれません。

 その目標に対する意識というか、くやしさというか、受験を

通して最後に学びました。

 気付いた時には本当に色々と遅かった。


 しかし、最後の合格発表を見ると…、なんと最後に1つ

合格していたのです。

 発表を見た時は「やったー」というよりも「ほっ」と安心しま

した。

 まさに九死に一生をえた感じです。

 15校受けましたから、「14死に1生」とでも言いましょうか。

 僕は神様を信じてないけど、その時は神様に感謝しました。

 最初に受かっておくんじゃなくて、最後に受かるということ

ほど、どんなに苦しくも良い体験はありません。

 誇張して言えば、こんな体験をしたのは僕ぐらいのもの

じゃないでしょうか。

 現役から落ちグセがついていたのもあり、2浪でもダメだ

と思っていて、色々後悔して教わって、最後に一つ掴んだ・・・。

 はっきり言って2浪目は1浪目の何倍もきつかった。


 一般論で、浪人はしない方がいいという人がたくさんいると

思います。

 費用等を考えればそうかもしれません。

 でも、やっぱりそれは間違ってると思います。

 浪人すれば、次にくる障害を乗り越える力を身に付けることが

できるようになると思うし、なによりも、これから辛いことが

あっても浪人した時期を思い出すことによってそれを突破する

ことができるようになると思います。


 特にLITTLEでの浪人は、なぜか知らないけれど周りに凄く

良い奴ばかりが集まるので「人間として」のレベルも上がると

思います。

 もちろん、Q先生や剛先生の教育的なところもあります。

 僕はLITTLEでたくさんのことを学びました。

 それはLITTLEであり、先生であり、友達であり、先輩であり、

後輩であります。

 Q先生や剛先生や友達や先輩や後輩や親には本当に

お世話になりました。

 みんな支えてくれてありがとう。

 そして自分にお疲れさま。

羽田野 元彦 君
 明治学院大学 合格

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