2019年10月09日

宿題の効果を考える

Hello(^-^) Qです。

 塾を探しているんですが、というお問い合わせを

いただくとき、よく受ける質問があります。

 「宿題は多いですか」

というものです。


 リトルアメリカには、ノートを埋めてくるとか、プリントを

何枚も解いてきてもらって提出してもらうといったような

宿題は、基本的には一切ありません!

 そんな宿題には意味がないと私が考えているからです。

(もちろん、英語を始めたばかりのこどもたちが
 アルファベットを書く練習をする時などの例外は
 ありますが)


 宿題というと、

 「問題を解いて、先生に提出するべきもの」

というイメージを持っている方が多いと思います。

 実際、プリントをうめて、またはノートをうめて、

『宿題が終わった!
 =(私は、今日、自分のやらねばならないことを
   やったんだ!)』

と考える子がなんと多いことでしょう。

 でも、そこで終わってしまう勉強には、あまり

効果がないのだと私は思うのです。


 勉強は、自分のわからないところ、覚えていない

ところをはっきりさせ、それをつぶしていくことです。


 リトルでは、一人ひとりが一週間ごとに先生と

一緒に計画をたて、それをテストしてチェックして

いきます。

 英語でも、数学でも、理科でも、社会でも、国語でも、

全部同じ考え方で勉強を進めていきます。

 解答も問題と一緒に渡しますし、わからない場合は

すぐに解答を見なさい、解答を見て『あ、そうか』と

わかれば、そのやり方を覚えればいいし、それでも

わからなければ、すぐに質問に来てくれればいい

のです。


 そして、一週間後にその範囲でテストをしますが、

これは各自に合わせた範囲でするので、

やってくればだれでも必ず100点がとれるテスト

なのです。

 ですから、テストしてできなかった生徒が、

「先生、私はこんなにがんばってノートにきれいに
 書き写しました!」

「テストはできなかったけど、何時間もかかって
 勉強しました!」

といくら言ったとしても、私は心を鬼にして、

「ダメなものはダメ。仕上げるやり方をしないと、
 自己満足になってしまうよ。点がとれないのは、
 やり方が悪いんだから変えないと!
 一生懸命やったのに、無駄になったら自分が
 損するでしょ」

と話します。

 とにかく、理解したものをどれだけ頭に入れるかが

肝心なのです。

 何枚プリントをうめても、何ページノートをうめても、

テストしてできなければ意味がないのです。


 決めた日までに、しっかりと物事を仕上げるやり方

を学ぶことが、勉強のやり方を学ぶということなの

です。

 宿題はそれができるものでなくてはならないと

私は考えています。


つづきはまた…

宿題の効果を考える
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