2015年03月04日

暗い気持ちを吹っ飛ばせるような仲間と過ごせたので乗り切ることができました―2015合格体験記

玉井 亜旺 君 慶應義塾大学・明治大学合格
 (大分上野丘高校出身)

 僕は一年間浪人して、慶應大学に合格することができました。

 この一年は僕の人生の中で、とても大きな意味を成すだろう

と思います。


 僕は昨年、九州大学を受験し、不合格となり、浪人することに

なりました。

 浪人覚悟だったことと、学年の三分の一ほどが浪人した

ということもあり、それはもう当然のように浪人しました。

 しかし、浪人するにあたり、他のみんなと同じような方法でやって

結果をだせなかった自分が、またみんなと同じ予備校でいいのか?

という疑問から塾を探し、リトルに出会いました。

 リトルに決めた理由は、自分の受験にはここがいいんじゃないかと

思ったからです。


 リトルには、英語のGO先生とQ先生、数学のマーケン先生がいます。

 GO先生とQ先生の最初の印象は激しい人だなというもので、途中で

やっぱり激しいなと感じ、最後まで激しいなと思いました。

 マーケン先生はたまに激しいのかなと思います。


 こんな激しいリトルでの浪人を決めた直後の僕は、これから一年間、

一人でやっていくぞと強く思っていました。

 しかし、浪人の仲間とのリトルでの生活は濃いもので、とても一人で

何かを為せたとは、今では少しも思いません。


 リトルの魅力は『勉強』ともう一つ、『人間関係』だと思います。

 塾でありながら、とても多くの人と触れ合えたのが、僕の浪人生活

でした。

 GO先生やQ先生も話をするときに、本気で自分の考えていることを

伝えてくれます。

 そんなことは、他の予備校や塾ではないことだと思います。


 リトルでの英語は役にたちました。

 最初にGO先生から一日にとてつもない量の単語を覚えてみろと

出された課題には驚かされ、苦労もしました。

 しかし、人間やってみればできなくもないもので、なんとかできました。

 それでもフロイディの穴ポコには本当に苦しめられました。

 一番大変な暗記だったかもしれません。


 GO先生のテストの中で点を取れないでいたときです。

 同じ浪人の仲間がテストで97点という一問ミスの高得点を

出しているのを見た時、僕は「高得点を出すのは不可能じゃない、

これはできることなんだ!!」と思ったのを今でも憶えています。

 それから少しした授業の中で、GO先生が「ライバルを決めろ!!

そいつが勉強しているときは自分も一緒にやれ!!」
と言いました。

 僕はその高得点を出した仲間をライバルに決め、彼に追いつくことを

目標にしようとその時に思いました。

 彼の存在が、お世辞にも意志が強いとはいえない僕にとって、

浪人生活の中で最初の一歩を踏み出せた大きな理由です。


 もちろんつらいこともありました。

 勉強がつらいというのは当然なので省きます。

 模試でいい結果を目に見える形でみれないのはとてもつらかったです。

 先生たちはリトルでのテストと長年の経験から、良いこと、悪いことが

見えていて、言葉をかけてくれたのだと思うのですが、こちらとしては

暗中模索しているような不安にかられた時期もありました。


 そんな精神との戦いがあるとは考えてもいなかった自分は、

親ともぶつかることになり、苦しかったです。

 でも、そんな時に、真剣に話したり、暗い気持ちを吹っ飛ばせるような

仲間と過ごせたので乗り切ることができました。


 浪人生活は何もつらいだけではなかったです。

 仲間と話すことは楽しかったし、リトルには土曜日にQ食という

みんなで食事をする時間があります。

 その時に皿洗いを決める大富豪は最高でした。
(正直、負けた時は萎えます笑)

 そんな生活をリトルでできたのは、人見知りしがちな僕には

とてもいい体験でした。


 最後に慶應義塾大学についてです。

 浪人を決めてからは、九州大学を第一志望にしていたのですが、

一つの目標として慶應を受けようとは決めていました。

 しかし、最後の12月の模試にいたるまで全ての模試で慶應は

E判定でした。

 さらに、東大のすべり止めの人が多いという話を聞き、

ビビった僕は、「どうせ無理なところより、もう少しは可能性のある

ところを受けよう、受験料がもったいない」と理由をつけて

やめてしまいました。


 しかし、センター試験が近づき、慶應に行っている友達から

電話がありました。その会話が終わった後から、慶應を受けないで

終わっていいのかという疑問がわき上がってきて…、

更に、Q先生からも「受けないのはもったいない!!受けなきゃ

合格かんないよ!!」という言葉を言われ、慶應の出願締切の

消印有効日当日に、親に頼み込んで、怒られながらもギリギリに

出すことが出来ました。

 そして、無事合格することができたのです。

 これはいろいろな偶然と人と人とのつながりがあったからだと

思います。


 GO先生、Q先生、マーケン先生、まき、あそさん、その他

後輩のみなさん、ありがとうございました。

暗い気持ちを吹っ飛ばせるような仲間と過ごせたので乗り切ることができました―2015合格体験記
暗い気持ちを吹っ飛ばせるような仲間と過ごせたので乗り切ることができました―2015合格体験記 リトルアメリカ教育センター 中津校地図はこちら 
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2015/03/02
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