2015年04月23日

「欠点を失くす」のか、「長所を伸ばす」のか

 大学入試はそれぞれの大学が独自の配点を

しており、高校入試とはまったく違って、かなりの

特徴があります。

 その大学が生徒には必要だといった科目を

入試に課しています。だから、大学によって

入試科目や、配点が大きく違ってきます。


 このことの意味することは、大学を選ぶ場合、

自分の強みを発揮するチャンスが多いということ

なのです。


 高校入試では全ての科目が同じ配点ですから、

中学の先生は「欠点を失くせ」と繰り返します。

 たしかに高校入試の場合、どの科目も、

まんべんなく得点することが必修かもしれません。

 さらに――難しいとされる高校の場合、

合否は高得点を要求されます。

 普通、8割以上の高得点を出せないと、

そのような高校には、合格できないとされています。

 そうすれば、中学の先生たちがいう

「欠点を失くせ」という言葉はすごく理にかなって

います。


 しかし、大学入試の場合は、科目は学部、学科に

よって異なっていますし、しかも、かなりの傾斜配点が

行われているということも考慮すれば、むしろ

強い科目があるほうが有利になります。

 当然ながら、「強い科目をつくりなさい」と生徒に

呼びかける必要があります。


 しかし、現実には、このような「かけ声」を高校の

先生から聞くことはありません。どの科目も

まんべんなく勉強するようにといわれます。

 そして、その声は、中学と同じで、「欠点を失くせ」

ということに終始するのです。

 ただ、生徒のほうでは、いよいよ受験が近づいてきた

ときには、このような情報を持った生徒も増えますが・・・

しかし、受験まで何も知らせてもらえなかった・・・というより

そのようなことは何も考えずに受験したという生徒が

かなり多くいるようです。

「欠点を失くす」のか、「長所を伸ばす」のか
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