2015年05月10日
大学受験のための全国模試について――受験生のお父さんに知っておいてほしいこと
大学受験のための全国模試にはいろいろ種類があります。
普通、進研模試、駿台、河合塾などです。
それらの特徴はいろいろですが、大まかにいえば、進研模試は高等学校で行われることが多く、特に1,2年の段階では、他の模試よりも断然多く採用されています。
それに反して、駿台、河合などは比較的既卒者(浪人生)が多いのです。
そのせいでやはり成績の上位の生徒が多く、偏差値はそれほど高くなりません。
たとえば、東大の偏差値は駿台、河合塾などでは、65-70前後です。ところが、進研では80以上ということになります。
これは進研模試は圧倒的に受験者が多く、成績のいい生徒も、そうでない生徒も受けているせいで、成績の分布が広範囲にわたり高得点の生徒は偏差値が80以上になることが多いのです。
それに反して、その他の駿台、河合などは――受験者の分母集団がはっきり大学受験を目指している生徒ばかりで構成されていますから・・・成績優秀者が多く、したがって成績のいい生徒も偏差値全体が低く、東大でも65程度で合格できるということになります。
それから、模試そのものの難易度によって、どの部分がはっきり見やすいかがわかります。比較的出題が簡単な場合、高得点の生徒はどの生徒も高得点を取りますから、成績上位者の区別がつきにくいという難点があります。
ちょっと意味がわかりにくいかもしれませんが・・・もし、出題が簡単な場合は、少し頭のいい生徒なら、どの生徒も90点台を出しますから、かなりの成績の生徒は上部で団子状になっており、その中の差別は不可能になります。
かなり前のことですが――成績のいい生徒が二人いて、その生徒はどちらも頭のいい生徒でしたが、一方はすごく勉強もして、単語などもかなりおぼえていたのです。しかし、片方の生徒はあまり勉強量は多くなく、その知識量には明確に差がありました。
その生徒は二人とも、学校での成績はほとんど同じ程度で、二人とも5番以内をいつもキープしていました。
ある日、二人の模試の結果を聞くと、二人ともほぼ同じ程度の偏差値なのです。
しかし、私には、どうしても二人が同じ点だとは納得行きませんでした。その知識の量からすれば、二人は点が相当にひらいていいはずなのです。
そこで、ある日・・・普通の模試よりも難しい、有名受験校が受ける、難関模試というのがあったので、二人にこの模試を受けるように言ったのです。
すると、この結果は私が予想したとおり、勉強するほうの生徒は、70点台の点を出し、片方の生徒はわずか20点台という結果でした。
その差は50点もあったのでした。
要するに、模試が難しい場合は、成績上位者のところが、うまく分散して、成績のいい生徒同士の相違がかなりはっきりわかってくるのです。
そして、反面、中間的な成績の生徒の集団はかたまりとなって、その部分がはっきりとは見えなくなります。
模試の問題が簡単なら、今度は成績の上位の生徒の分布はひとかたまりとなって、その間の区別はつきにくくなります。
それに反して、中ぐらいの成績の生徒の成績がばらけてきて、その間の区別がはっきりしてきます。
このことであきらかなように、進研模試は――その対象が一般の高校生ですから、その高校生の要望に合わせています。その結果、中間層の区別がよりつきやすいとい結果になります。それはまた、地方の国立大学を目指す生徒には、より分布がはっきりするようになっているのです。だからこそ、出題は比較的難問を避けて標準的な問題が出題されているのだと思います。
ある日、子供が喜んで「英語の模試で、偏差値70取ったよ」といって知らせてきたとしたら――もちろん喜んであげるのは当然ですが、お父さんとしては、その模試がどこの模試であるかを確認しておく必要があります。

リトルアメリカ教育センター 中津校
地図はこちら
https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校
地図はこちら

普通、進研模試、駿台、河合塾などです。
それらの特徴はいろいろですが、大まかにいえば、進研模試は高等学校で行われることが多く、特に1,2年の段階では、他の模試よりも断然多く採用されています。
それに反して、駿台、河合などは比較的既卒者(浪人生)が多いのです。
そのせいでやはり成績の上位の生徒が多く、偏差値はそれほど高くなりません。
たとえば、東大の偏差値は駿台、河合塾などでは、65-70前後です。ところが、進研では80以上ということになります。
これは進研模試は圧倒的に受験者が多く、成績のいい生徒も、そうでない生徒も受けているせいで、成績の分布が広範囲にわたり高得点の生徒は偏差値が80以上になることが多いのです。
それに反して、その他の駿台、河合などは――受験者の分母集団がはっきり大学受験を目指している生徒ばかりで構成されていますから・・・成績優秀者が多く、したがって成績のいい生徒も偏差値全体が低く、東大でも65程度で合格できるということになります。
それから、模試そのものの難易度によって、どの部分がはっきり見やすいかがわかります。比較的出題が簡単な場合、高得点の生徒はどの生徒も高得点を取りますから、成績上位者の区別がつきにくいという難点があります。
ちょっと意味がわかりにくいかもしれませんが・・・もし、出題が簡単な場合は、少し頭のいい生徒なら、どの生徒も90点台を出しますから、かなりの成績の生徒は上部で団子状になっており、その中の差別は不可能になります。
かなり前のことですが――成績のいい生徒が二人いて、その生徒はどちらも頭のいい生徒でしたが、一方はすごく勉強もして、単語などもかなりおぼえていたのです。しかし、片方の生徒はあまり勉強量は多くなく、その知識量には明確に差がありました。
その生徒は二人とも、学校での成績はほとんど同じ程度で、二人とも5番以内をいつもキープしていました。
ある日、二人の模試の結果を聞くと、二人ともほぼ同じ程度の偏差値なのです。
しかし、私には、どうしても二人が同じ点だとは納得行きませんでした。その知識の量からすれば、二人は点が相当にひらいていいはずなのです。
そこで、ある日・・・普通の模試よりも難しい、有名受験校が受ける、難関模試というのがあったので、二人にこの模試を受けるように言ったのです。
すると、この結果は私が予想したとおり、勉強するほうの生徒は、70点台の点を出し、片方の生徒はわずか20点台という結果でした。
その差は50点もあったのでした。
要するに、模試が難しい場合は、成績上位者のところが、うまく分散して、成績のいい生徒同士の相違がかなりはっきりわかってくるのです。
そして、反面、中間的な成績の生徒の集団はかたまりとなって、その部分がはっきりとは見えなくなります。
模試の問題が簡単なら、今度は成績の上位の生徒の分布はひとかたまりとなって、その間の区別はつきにくくなります。
それに反して、中ぐらいの成績の生徒の成績がばらけてきて、その間の区別がはっきりしてきます。
このことであきらかなように、進研模試は――その対象が一般の高校生ですから、その高校生の要望に合わせています。その結果、中間層の区別がよりつきやすいとい結果になります。それはまた、地方の国立大学を目指す生徒には、より分布がはっきりするようになっているのです。だからこそ、出題は比較的難問を避けて標準的な問題が出題されているのだと思います。
ある日、子供が喜んで「英語の模試で、偏差値70取ったよ」といって知らせてきたとしたら――もちろん喜んであげるのは当然ですが、お父さんとしては、その模試がどこの模試であるかを確認しておく必要があります。



https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校



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