2016年04月13日
親が子供に伝えるのにもっとも適した時期
子供がまだ小さいときには・・・子供に伝えるとしても
せいぜい、嘘を言ったらダメよとか、人のものを盗んでは
いけないといった程度のことしか伝えられません。
たとえば、人生には耐える以外にはどうすることも
できないことがあるんだ。それをじっと耐えるときにこそ、
その人は成長するのだよ・・・といったことでも、
子供がまだ小さくて、何かに向かって本気に努力した経験
のない年齢では、言葉としての理解はできたとしても、
「うーんその通りだな――」といった実感として受け取ること
はありません。
私たち人生を半分以上生きている人間でも、
「えっ、人生にはこんなこともあるのか」と、今更ながら
学ぶことがあるのです。
そのような気持ちを子供に伝えるのは、長く人生を
経験し、悟って来た人間の義務でもあります。
…少し偉そうなことを書いています…。
しかし、多くの両親が、自分の学んできた生きた
教訓を子供に伝えたいと思っているのではありま
せんか?
そんなことを真摯に聞いてくれる人間は子供の他に
あまり多くいるはずがありません。
最近、よく、
「子供を地元でない、遠隔地の有名高校にやるのが
いいのか」
という質問を受けます。
電車で1時間やそこら通学時間のかかる高校に
行かせる方がいいのかどうかという質問です。
その場合に考えていただきたいのは・・・
その通学時間です。もし、1時間かかるとすれば、毎日
2時間の損失を出しているといっても過言ではありません。
そういった場合、毎朝、子供はもちろんのこと、お母さん
も5時や6時起きということになります。
これが1週間に1度とか、隔日だというのならまだしも、
毎日その時間に起きなくてはならないということになるの
です。
さらに中高一貫となれば、6年間……、それは果てしなく
といっていいほどの長期間にわたることになります。
多くの生徒がこれだけの犠牲を払っても、なおそれを補う
ほどの成果が上がっているかという質問に「YES」とはっきり
答えられるケースが多いのでしょうか?
つい先日、あるお母さんが
「『遠隔地の有名高校に子供をやるのがいいのか』と聞か
れれば、『一瞬の迷いもなく、止めておきなさい』と
アドバイスしますよ」
といっていました。
このお母さんは、自分の子供を遠隔地の、きわめて有名な
東大に何十人も合格するという高校に入れたのです。
その経費たるやものすごく、またそれほどの効果が
なかったとのことでした。
さらに考えてもらいたいことは、子供は高校を卒業すれば、
ほとんど家にいることはなくなります。
子供を育てるという楽しみは、18歳までの、高校卒業まで
ということになり、そういった意味ではこの3、4年は重大な
時期ではありませんか?
そして、この時期こそ、親が子供に、自分の持っている
知識や、ようやくたどり着いた人生の教訓を伝えるのに
もっとも適した時期でもあります。

リトルアメリカ教育センター 中津校
地図はこちら
https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校
地図はこちら

せいぜい、嘘を言ったらダメよとか、人のものを盗んでは
いけないといった程度のことしか伝えられません。
たとえば、人生には耐える以外にはどうすることも
できないことがあるんだ。それをじっと耐えるときにこそ、
その人は成長するのだよ・・・といったことでも、
子供がまだ小さくて、何かに向かって本気に努力した経験
のない年齢では、言葉としての理解はできたとしても、
「うーんその通りだな――」といった実感として受け取ること
はありません。
私たち人生を半分以上生きている人間でも、
「えっ、人生にはこんなこともあるのか」と、今更ながら
学ぶことがあるのです。
そのような気持ちを子供に伝えるのは、長く人生を
経験し、悟って来た人間の義務でもあります。
…少し偉そうなことを書いています…。
しかし、多くの両親が、自分の学んできた生きた
教訓を子供に伝えたいと思っているのではありま
せんか?
そんなことを真摯に聞いてくれる人間は子供の他に
あまり多くいるはずがありません。
最近、よく、
「子供を地元でない、遠隔地の有名高校にやるのが
いいのか」
という質問を受けます。
電車で1時間やそこら通学時間のかかる高校に
行かせる方がいいのかどうかという質問です。
その場合に考えていただきたいのは・・・
その通学時間です。もし、1時間かかるとすれば、毎日
2時間の損失を出しているといっても過言ではありません。
そういった場合、毎朝、子供はもちろんのこと、お母さん
も5時や6時起きということになります。
これが1週間に1度とか、隔日だというのならまだしも、
毎日その時間に起きなくてはならないということになるの
です。
さらに中高一貫となれば、6年間……、それは果てしなく
といっていいほどの長期間にわたることになります。
多くの生徒がこれだけの犠牲を払っても、なおそれを補う
ほどの成果が上がっているかという質問に「YES」とはっきり
答えられるケースが多いのでしょうか?
つい先日、あるお母さんが
「『遠隔地の有名高校に子供をやるのがいいのか』と聞か
れれば、『一瞬の迷いもなく、止めておきなさい』と
アドバイスしますよ」
といっていました。
このお母さんは、自分の子供を遠隔地の、きわめて有名な
東大に何十人も合格するという高校に入れたのです。
その経費たるやものすごく、またそれほどの効果が
なかったとのことでした。
さらに考えてもらいたいことは、子供は高校を卒業すれば、
ほとんど家にいることはなくなります。
子供を育てるという楽しみは、18歳までの、高校卒業まで
ということになり、そういった意味ではこの3、4年は重大な
時期ではありませんか?
そして、この時期こそ、親が子供に、自分の持っている
知識や、ようやくたどり着いた人生の教訓を伝えるのに
もっとも適した時期でもあります。



https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校



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