2017年01月05日
家事を手伝って学ぶことが勉強をするときに効果を発揮
随分前のことですが・・・みんなが集まって話をしていた時
のことです。
その中のひとりが「お茶を入れます」ということでお茶を入れ
始めました。
おそらく彼にとっては初めての経験なのでしょう。
おぼつかない手つきです。
由紀子先生がやや心配げに見ています。
そのうち由紀子先生が、「あつ、ちょっと待って！！」と言って
急に彼の側に駆け寄りました。
「あのね―
―お茶の葉はこんなにたくさん入れたら苦くて飲めないのよ」
と言って、お茶の葉を缶に戻し始めたのです。
私たちもどんな量を入れたのかと思って、言って見ますと、
これはすごい！急須一杯までお茶の葉を入れていますから、
お湯を入れる余地がないほどになっているのです。
「家でお茶も入れたことない？」
私も由紀子先生も唖然としたのですが、他にも似たような
生徒がいて「お茶の葉ってその程度入れればいいんですか」
という声も聞かれました。
その瞬間…
「あのね、家でお茶を入れたり、お皿を洗うぐらいの手伝いは
しなくてはダメじゃないの」
と、早速由紀子の叱咤が飛んだのでした。
こんなことが勉強に役立ったりするはずがないという人も
いるかもしれません。
しかし、このような些細なことが成績を上げるのにすごく
役立つ気がします。
お母さんが子供に
「家のことは手伝わなくていいから、早く宿題しなさい」
と言ったりすることが普通のことに思われますが、出来れば
家事に参加させてあげるほうが子供の成長に役立つと考えて
いいのではないでしょうか。
このような手伝いをすることで、人は大いに学ぶのです。
親御さんが商売などで忙しい家庭の子供は結構いろいろな
家事を手伝ったりすることが多いせいか、その中でいろいろな
知恵を学んでいるケースも多いですね。
掃除をしたり、お皿を洗ったり、いろいろなことを経験する
ことで、子供はいろいろな工夫もし、雑学も学びます。
この雑学が思いのほか、勉強をするときに効果を発揮する
のです。
これは英文を読んだときにも大いに助けになります。
英文に書いている内容が、ただ単に文字面で理解するの
ではなく、「なーるほど」とその書かれている内容を自分の経験
から理解できたりするのです。
私の友人の定時制高校の先生が、
「定時制高校にはいろいろな年齢の生徒がいるが、ほとんどの
科目で若い生徒の方が成績がいいのに、現代文の国語だけは
年齢の上の生徒の方が良い。
要するに年齢を重ねるにつれて、経験が増し、物事をよく知る
ことになるので、成績がよくなるのだという気がする」
と言っていました。
子供がこのような経験を積むには、いろいろな手伝いをしたり、
テレビを見たり・・・もちろん本を読んだり・・・多くの知識を得ることが
大いにプラスになる気がします。
私たちが「あの子は頭がいいね」というときには、いろいろなことを
知っていて、その中からうまく物事の解決を導き出せる人を指します。
アイディアがあるという人は、多くのことを知っていて、それをうまく
使いこなすことが出来る人なのです。
そんなアイディアも何らかの基礎的な知識や経験が豊富でなくては
沸いてこないのではないかと思います。
リトルアメリカ教育センター 中津校
地図はこちら
https://twitter.com/LittleAmericaON 大分校地図はこちら
にほんブログ村
のことです。
その中のひとりが「お茶を入れます」ということでお茶を入れ
始めました。
おそらく彼にとっては初めての経験なのでしょう。
おぼつかない手つきです。
由紀子先生がやや心配げに見ています。
そのうち由紀子先生が、「あつ、ちょっと待って！！」と言って
急に彼の側に駆け寄りました。
「あのね―
―お茶の葉はこんなにたくさん入れたら苦くて飲めないのよ」
と言って、お茶の葉を缶に戻し始めたのです。
私たちもどんな量を入れたのかと思って、言って見ますと、
これはすごい！急須一杯までお茶の葉を入れていますから、
お湯を入れる余地がないほどになっているのです。
「家でお茶も入れたことない？」
私も由紀子先生も唖然としたのですが、他にも似たような
生徒がいて「お茶の葉ってその程度入れればいいんですか」
という声も聞かれました。
その瞬間…
「あのね、家でお茶を入れたり、お皿を洗うぐらいの手伝いは
しなくてはダメじゃないの」
と、早速由紀子の叱咤が飛んだのでした。
こんなことが勉強に役立ったりするはずがないという人も
いるかもしれません。
しかし、このような些細なことが成績を上げるのにすごく
役立つ気がします。
お母さんが子供に
「家のことは手伝わなくていいから、早く宿題しなさい」
と言ったりすることが普通のことに思われますが、出来れば
家事に参加させてあげるほうが子供の成長に役立つと考えて
いいのではないでしょうか。
このような手伝いをすることで、人は大いに学ぶのです。
親御さんが商売などで忙しい家庭の子供は結構いろいろな
家事を手伝ったりすることが多いせいか、その中でいろいろな
知恵を学んでいるケースも多いですね。
掃除をしたり、お皿を洗ったり、いろいろなことを経験する
ことで、子供はいろいろな工夫もし、雑学も学びます。
この雑学が思いのほか、勉強をするときに効果を発揮する
のです。
これは英文を読んだときにも大いに助けになります。
英文に書いている内容が、ただ単に文字面で理解するの
ではなく、「なーるほど」とその書かれている内容を自分の経験
から理解できたりするのです。
私の友人の定時制高校の先生が、
「定時制高校にはいろいろな年齢の生徒がいるが、ほとんどの
科目で若い生徒の方が成績がいいのに、現代文の国語だけは
年齢の上の生徒の方が良い。
要するに年齢を重ねるにつれて、経験が増し、物事をよく知る
ことになるので、成績がよくなるのだという気がする」
と言っていました。
子供がこのような経験を積むには、いろいろな手伝いをしたり、
テレビを見たり・・・もちろん本を読んだり・・・多くの知識を得ることが
大いにプラスになる気がします。
私たちが「あの子は頭がいいね」というときには、いろいろなことを
知っていて、その中からうまく物事の解決を導き出せる人を指します。
アイディアがあるという人は、多くのことを知っていて、それをうまく
使いこなすことが出来る人なのです。
そんなアイディアも何らかの基礎的な知識や経験が豊富でなくては
沸いてこないのではないかと思います。
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